今日から”Kickstarter Japan”が正式リリース!海外クラウドファンディングサイト・Kickstarterの日本版を実際に使ってみた!

2017年9月13日、クラウドファンディングの本場アメリカでリリースされた大手クラウドファンディングサイト・Kickstarter(キックスターター)の日本版が遂にスタートしました。世界的な人気を誇る海外クラウドファンディングサービスの日本上陸とあって、関係者の間では以前から大いに関心を集めていました。はたしてKickstarter Japanは日本のクラウドファンディング市場にどのような影響を与えるのでしょうか。サービスの特徴を具体的に見ていきましょう。

Kickstarterについて

Kickstarter(キックスターター)とは、2009年にアメリカで設立されたクラウドファンディングサイトのことです。その名の通り、これからクリエイティブ活動の第一歩を踏み出そうとするクリエイターの資金調達促進を目的としており、インターネットを経由して不特定多数のユーザーから容易に作品制作資金を募ることができます。

プロジェクトが目標調達資金額に到達すると、後日プロジェクト発起者から投資家に対して“reward(リワード)”と呼ばれるお礼が提供されます。完成した作品が贈られてくることもあれば、限定イベントに招待されることもあり、貰えるrewardはプロジェクトによって千差万別。中にはrewardが無いプロジェクトもあり、金銭的見返りのあるソーシャルレンディングより寄付型のクラウドファンディングに近い存在と言えます。

作家・ミュージシャン・アニメーター・デザイナーなどあらゆる業界の世界中のプロ・アマが活用しており、2017年9月時点でKickstarter上にて立ち上げられたプロジェクトの数はおよそ37万件、出資金額は30億ドル(約3,500億円)を超えています。最近では、セガの大人気アクションゲームシリーズ「シェンムー」の最新作にあたる「シェンムーIII」がKickstarterを利用した資金調達により制作実現にこぎ着けたことで話題になりました。(2018年発売予定。)

Kickstarter Japanで何が出来る?

これまでKickstarterは英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語にしか対応していませんでした。日本からプロジェクトに出資すること自体は可能でしたが、プロジェクトの立ち上げに海外口座が必要で、外国語を話せない日本人にとって非常にハードルの高い存在であることは否めませんでした。

しかし、今回のKickstarter Japanリリースにより、日本の銀行口座・身分証明書を使ってプロジェクトを立ち上げることが可能になりました。概要欄の説明文も日本語でOKです。(ただし、グローバルな支援を希望する場合、推奨言語は英語。現時点では海外のプロジェクトの日本語翻訳に未対応。)

クールジャパン文化の浸透により、日本のゲーム・アニメ・マンガなどの作品は海外でも非常に高く評価されています。Kickstarter Japanを活用すれば海外のファンからも多額の資金を調達できる可能性が広がるため、日本のクリエイターにとって朗報と言えるでしょう。

日本のクラウドファンディング市場規模は年々増大しており、今や年間500億円もの資金を調達できるほどのネットワークが構築されつつあります。しかし、クラウドファンディング発祥の地であるアメリカでは年間1兆円近い資金がクラウドファンディングサイト上で流通しており、まだまだレベルの違いを思い知らされます。海外クラウドファンディングの代表格であるKickstarterが日本市場に着手したことで、国内クラウドファンディングの市場規模拡大がさらに加速する展開に期待が集まっています。

Kickstarter Japanの使い方

それでは実際にKickstarter Japanの利用手順を見ていきましょう。

Kickstarter Japanの各種サービスを利用するためには、まず会員登録を行う必要があります。以下のリンクをクリックしてサインアップのページに移動し、名前・メールアドレス・パスワード等を入力してアカウントの新規作成ボタンをクリックしてください。

→Kickstarter Japanの新規会員登録はコチラから

登録したメールアドレス宛にメールが送信されてきます。URLをクリックしてメール認証を完了させましょう。これでアカウントの開設は完了します。
アカウントの設定画面でプロフィールや支払い方法などを追加し、アカウント情報を充実させましょう。
クリエイターの立場として資金調達を目指す場合は、以下の「プロジェクトを始める」リンクにアクセスして、カテゴリー・プロジェクトタイトル・在住国を設定してください。
→Kickstarter Japanでプロジェクトを始める
基本設定画面にて、プロジェクトのサムネイルや概要、ファンディング期間、ファンディングゴールの金額等を入力していきます。
リワード画面にて、プロジェクトの資金調達が成功した場合に支援者に贈るお礼の品を設定します。
ストーリー画面にて、プロジェクトの詳細を説明する動画や投資リスク等を追加していきます。
アカウント画面にて、なりすましを防ぐための本人確認を行います。
全ての作業が完了したらプレビューをチェックし、問題が無ければKickstarterの運営に完成したレビューを提出しましょう。数日程度の審査を通過したら、プロジェクトが一般公開されます。

 

バッカー(支援者)として利用する場合は、以下のリンクからプロジェクトを検索してみましょう。興味が湧いたものがあれば、サムネをクリックしてプロジェクトの詳細ページに移動してください。

→プロジェクトを探す

プロジェクトの詳細をチェックし、投資しても良いと判断したら「このプロジェクトをバックする」ボタンをクリックしましょう。
一覧表示の中から自分の希望する支援スタイルを選択してください。
「プレッジする」ボタンを押せば、選択した支払い方法にて出資が行われます。

まとめ

さすが大手のクラウドファンディングサイトだけあって、シンプルで分かりやすいシステムになっている印象を受けます。クリエイターの立場でも支援者の立場でも、迷うことはないでしょう。

Kickstarterの経営陣は、今回の日本市場進出に関して非常に強い自信をのぞかせています。READYFORやCAMPFIRE等の国内クラウドファンディングも、自分たちが参考にしてきたKickstarterが競合相手になることで大いに警戒感を強めることでしょう。差別化を図るためにどのような新しいサービスを展開するのか、非常に見物です。

Kickstarter発の芸術作品がアカデミー賞にノミネートされたケースもあり、自分たちが真に楽しめる音楽・ゲーム・アニメ等の制作をサポートできるのはファンにとって最高の喜びです。国内外のクリエイター・アーティスト支援に興味のある方は、Kickstarterをチェックしてみてはいかがでしょうか。

→Kickstarter Japanの公式サイトはコチラから

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