2017/12/26

オプティマスグループのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る1,710~1,800円に!

2017年12月7日、東証2部で12月下旬に新規上場を控えている「オプティマスグループ」の仮条件が発表されました。価格は1,710~1,800円。想定価格の1,710円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明日の12月8日からスタートします。

オプティマスグループ
銘柄コード 9268/東証2部
仮条件 1,710~1,800円
公開株式数 公募・27万600株
売出・158万2200株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 12/8~12/14
売出し価格 1,800円
購入申込期間 12/18~12/21
上場予定日 2017年12月26日
初値:2,001円

オプティマスグループについて

オプティマスグループは、「正しく公平な経営により、最善の貢献を図る」という経営理念のもと、中古自動車輸出サービス事業を展開しているグループの純粋持株会社です。同社、子会社26社および関連会社1社によりグループを構成しています。

1988年4月に現代表取締役社長の山中信哉氏が、水産食品の輸出入事業を目的とした日貿・ジャパントレーディングを設立。1989年5月から、日本の中古自動車をニュージーランド向けに輸出するビジネスを本格的にスタート。その後、2015年1月に日貿の単独株式移転により同社が設立されました。

「オプティマス(Optimus)」はラテン語で「最善、最適」を意味する言葉。同社のグループが顧客に提供する商品・サービス・事業に取り組む姿勢について、常に最善、最適を究めていきたいという想いが社名の由来となっています。

日本のオートオークション事業者から中古自動車を仕入れ、海外の現地ディーラーへ販売。営業担当者は高度な専門知識を有しており、顧客ニーズに合致した仕入れを行うことで在庫リスクの低減を図っています。

輸出の際には、清掃・整備、検査・検疫、通関、海上輸送など一連の物流業務をグループがワンストップで担当。現地ディーラーの手間を省くと同時に、営業コスト等を削減できる強みがあります。

その他、一般消費者向けの自動車ローンや債権回収補助業務などの金融事業も展開。メンテナンス等のアフターサービスにも対応しており、グループ企業やパートナー企業との提携により一貫したバリューチェーンを構築しているのが特徴的です。

ニュージーランドでは人口千人当たりの自動車保有数が日本を上回っており、しかも9割以上の海外製中古自動車は日本からの輸入です。若者の車離れが顕著になってきている日本の自動車業界にとって、オプティマスグループの展開している中古自動車輸出業は非常に重要な存在です。

オプティマスグループの業績

ニュージーランドでは消費が増加傾向にあり、中古自動車販売の成約台数は堅調に推移しています。経常利益や当期利益は右肩上がりに伸びていますが、ニュージーランドドル安の影響で1台当たりの販売単価が下落。2017年3月期の売上高は前年より落ち込んでいます。メインターゲットであるニュージーランドを中心に、ニュージーランド以外の地域への進出も視野に入れた経営方針を標榜。新規上場で調達した資金を設備投資等に充てれば、さらなる事業の展開に期待できそうです。

2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期
売上高 5600万円 304億2000万円 270億9300万円
経常利益 1400万円 14億3400万円 19億4500万円
当期利益 900万円 9億2200万円 13億6800万円
純資産 43億2400万円 71億2000万円 82億4900万円

総括

オプティマスグループのIPOは成長著しい業績が魅力的です。しかし、同社のグローバルなビジネスモデルはニュージーランドでの売上に大きく依存しており、海外の経済情勢次第で業績が大きく変動するリスクがあるのが難点。公開規模も小型ではなく、需給面での初値高騰にはあまり期待できそうにありません。上場後の値動きを見てから買っても良さそうな銘柄です。

主幹事は野村證券。その他、SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、いちよし証券などでも申し込むことができます。

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