2017/12/21

プレミアグループのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る2,260~2,320円に!

2017年12月4日、東証2部で12月下旬に新規上場を控えている「プレミアグループ」の仮条件が発表されました。価格は2,260~2,320円。想定価格の2,260円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明日の12月5日からスタートします。

プレミアグループ
銘柄コード 7199/東証2部
仮条件 2,260~2,320円
公開株式数 公募・6万株
売出・550万6000株(OA含む)
国内販売株数:431万3400株
海外販売株数:46万6600株
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 12/5~12/11
売出し価格 2,320円
購入申込期間 12/13~12/18
上場予定日 2017年12月21日
初値:2,220円

プレミアグループについて

プレミアグループは「世界中の人々に最高のファイナンスとサービスを提供し、豊かな社会を築き上げることに貢献します」、「常に前向きに、一生懸命プロセスを積み上げることのできる、心豊かな人財を育成します」というミッションのもと、金融事業を展開しているグループの経営管理およびそれに関連する業務等を行っている会社です。

2015年5月に設立された株式会社AZS一号が翌月にプレミアファイナンシャルサービス株式会社の全株式を取得して完全子会社化。同年7月にプレミアグループ株式会社に商号変更し、現在に至ります。Premium(プレミア)という社名には、「プレミア(最高)な仲間とともに、プレミア(最高)なファイナンスとサービスを世界中の人たちに届ける」という想いが込められています。

クレジット事業では、顧客が商品やサービスを購入する度にクレジット会社へ申込みを行って審査を受けるタイプのクレジットサービスを提供しています。同社が立て替えた代金を顧客に分割返済してもらう「立替払方式」、および金融機関からの資金融資時に立替金の精算や事務全般を委託できる「提携ローン方式」の二つに対応。自動車の購入に伴うクレジット(オートクレジット)や、太陽光発電システム等の購入に伴うクレジット(エコロジークレジット)等を取り扱っています。オート取引先(加盟店契約を締結した自動車販売業者)と継続的な取引関係を構築する仕組みを「MULTI ACTIVE」と呼び、同グループでは重点的な営業活動を展開しています。

ワランティ(保証)事業では、顧客の保有している自動車に故障が発生した際に、あらかじめ定められた保証の適用範囲内において無償で修理を行うサービスを提供しています。親会社のリクルートが実施している中古車修理保証制度「カーセンサーアフター保証」の販売促進を図る目的で業務提携。整備士の資格を有した社員をコールセンターに配置し、顧客からの要望に迅速に対応できる体制が評価されています。

その他、ワランティ事業で発生する自動車修理業務を内製化するための鈑金整備事業、タイで自動車販売に係るファイナンス・ワランティ事業を展開する海外事業なども展開しています。ASEAN地域では経済発展に伴って自動車市場の拡大が続いており、タイ王国の自動車販売金融会社である Eastern Commercial Leasing Public Co., Ltd.(ECL)と業務提携したり現地法人を設立したりしながら事業を拡大しています。

プレミアグループの業績

営業活動の強化やリクルートとの提携等により、クレジット取扱高・債権残高やワランティ取扱高・残高が大きく伸長。特に、エコロジークレジットの利用者数が前期比2,460.0%増と大幅に伸びています。業績データが少ないので評価しづらいですが、売上高や経常利益等は前年より堅調に推移しています。2018年3月期も増収増益見込み。今後の成長戦略として、「MULTI ACTIVE」戦略・海外事業・新規事業の推進、ローコストオペレーションの徹底を掲げています。新規上場で調達した資金を設備投資等に充てれば、さらなる事業の展開に期待できそうです。

2016年3月期 2017年3月期
売上高 52億9700万円 79億円
経常利益 5億8000万円 12億9700万円
当期利益 3億3100万円 8億4700万円
純資産 33億3200万円 42億8000万円

総括

プレミアグループのIPOは好業績の金融業銘柄であり、ASEAN地域を対象としたビジネスモデルに将来性を感じます。ただ、売り出し株が公募株数の100倍近くあり、筆頭株主が設立当初から関わりのあるAZ-Star1号投資事業有限責任組合(ベンチャーキャピタル)という点も初値上昇の抑制材料になりそうです。上場後の値動きを見てから購入しても遅くないでしょう。

主幹事は野村證券。その他、SBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券、大和証券、みずほ証券、岡三証券、東海東京証券、いちよし証券、極東証券などでも申し込むことができます。

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