2017/12/18

歯愛メディカルのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る3,210~3,300円に!

2017年11月30日、東証JASDAQスタンダードで12月中旬に新規上場を控えている「歯愛メディカル」の仮条件が発表されました。価格は3,210~3,300円。想定価格の3,210円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明日の12月1日からスタートします。

歯愛メディカル
銘柄コード 3540/東証JASDAQスタンダード
仮条件 3,210~3,300円
公開株式数 公募・0万株
売出・110万株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 12/1~12/7
売出し価格 3,300円
購入申込期間 12/11~12/14
上場予定日 2017年12月18日
初値:4,030円

歯愛メディカルについて

歯愛メディカルは「先生とその患者さんに喜ばれたい。更に社員、取引先に喜んでもらえる会社になりたい。」という経営理念のもと、歯科医院向けの通信販売事業を行なっている会社です。設立は2000年1月。同社および連結子会社3社・非連結子会社1社によりグループを構成しています。

代表取締役社長を務める清水清人氏が歯科医として歯科医院を運営していた際、歯科医院向けのオーラルケア用品がことごとく高価だったことに苦慮。もっと安くて使いやすいオーラルケア用品がないものかと思い立ち、歯愛メディカルの創業にいたりました。社名の「歯愛」は「歯のケアの大切さを患者さんに伝えたい」という想いに由来しており、「Ciメディカル」という表記は漢字の読み方(しいあい)をそのままアルファベットに当てはめています。

同社が取り扱っているのは、オーラルケア用品や医薬品、歯科技工用の材料、白衣やサンダルなど、歯科医院で使用されている3万種以上の商品です。歯科医院向け通販カタログ「Ciメディカル」を中心に、クリニック向け「nurse+care」、歯科技工所向け「DENTAL LABO」など、多彩なカタログ販売およびウェブ販売サービスを展開しています。

企画、商品化、仕入、販売まで、グループで一貫して手掛ける体制を構築。歯科衛生士や技工士と協力しながらユーザーサイドの視点に立った製品開発・コストダウンを推進した結果、2017年11月時点で全国の歯科医院の約90%にあたるおよそ6万件にまでサービスが普及。歯科業界の通信販売事業にてトップシェアを達成しています。

また、2009年からは獣医分野に、2010年からは介護分野にも本格参入。2011年にはCAD/CAM事業をスタートしました。2015年2月には太陽光発電による売電事業を開始し、本社やロジスティクスセンターに太陽光パネルを設置。2016年4月からは、歯科医院等取引先向けの電力小売取次事業「Ci電たる」を実施しています。

2016年6月に東京証券取引所 TOKYO PRO Marketに上場。同年10月には、大手医療機器メーカーのエア・ウォーター株式会社と資本業務提携を締結しました。今回のIPOでは、同社の社会的信用力をより高めるためにTOKYO PRO MarketからJASDAQスタンダードに移動。今後は国内だけでなく海外にも事業範囲を拡大していく方針を掲げており、歯科医療にとどまることなく多角的な視点でビジネスの可能性を追求しています。

歯愛メディカルの業績

基幹事業である歯科医院向けの通信販売事業をはじめ、CAD/CAM歯科技工物製作事業、デンタルマガジン出版事業、Ci電たる等の事業が軒並み好調に推移。売上高や経常利益等が見事なほど右肩上がりに伸びています。自己資本比率も70~80%台をキープ。歯科業界では歯科医療費が増加傾向にあり、突出した将来性を感じます。

2014年12月期 2015年12月期 2016年12月期
売上高 159億2600万円 181億4500万円 203億3400万円
経常利益 13億6700万円 16億1000万円 18億6400万円
当期利益 8億7500万円 10億8800万円 12億8200万円
純資産 47億800万円 58億6100万円 70億6500万円

総括

歯愛メディカルのIPOは業種こそ平凡ながら、目を見張るほど素晴らしい業績が投資家の関心を集めそうです。医療や再生可能エネルギーなど、社会貢献度の高いビジネスモデルも好印象。大株主に目を向けると、代表取締役社長の清水清人氏が60%、資本業務提携を交わしたエア・ウォーター社が40%を所有し、ベンチャーキャピタルの存在は皆無。いずれにも180日間のロックアップがしっかりかかっています。公募0で100万株以上を売り出す公開規模、そして4社同日上場という過密スケジュールがネックになりますが、長期的な投資先として面白そうな銘柄です。

主幹事はSMBC日興証券。その他、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、フィリップ証券、SBI証券などでも申し込むことができます。

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