2017/12/19

すららネットのIPO仮条件が公開!想定価格とほぼ同じ1,900~2,040円に!

2017年11月28日、東証マザーズで12月中旬に新規上場を控えている「すららネット」の仮条件が発表されました。価格は1,900~2,040円。想定価格の2,040円とほぼ同水準です。ブックビルディング(需要申告)は明後日の11月30日からスタートします。

すららネット
銘柄コード 3998/東証マザーズ
仮条件 1,900~2,040円
公開株式数 公募・11万株
売出・14万8700株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 11/30~12/6
売出し価格 2,040円
購入申込期間 12/8~12/13
上場予定日 2017年12月18日
初値:4,345円

すららネットについて

すららネットは、オンライン学習教材「すらら」および関連商品の開発・販売・コンサルティング事業を展開している会社です。ベンチャーリンクにて新規事業の発掘・立ち上げを担当していた湯野川孝彦氏が、eラーニング教材「すらら」の事業を企画・開発。その後2008年8月にすららネット社が設立され、2010年に株式を買い取るMBOが実施され独立しました。

すららネットが提供している「すらら」は、インターネットを通じてゲーム感覚で勉強できるデジタル教材です。小学1年生~高校3年生までの国語、数学、英語の学習指導要領に準拠した学習範囲に対応。ちなみに「すらら」という名前の由来は、”Super Rapid Accumulation of Lasting Abilities(永続的に活用できる能力を高速で積み上げる)”という意味の英語の略称(SuRaLa)にちなんでいます。

これまでにも多くのeラーニング教材が開発されてきましたが、そのほとんどは講師が視聴者に対して長々と説明し続ける一方向的な内容に終始していました。その欠点を補うために開発されたすららは、可愛らしいキャラクターと対話しながら学習を進めていくインタラクティブな仕様になっています。1単元が10分程度で構成されており、集中力が持続しない低学力の生徒でもスモールステップを着実にクリアしていきながら学習を進められる魅力があります。

理解したことを定着させるドリル機能や生徒の理解度を測定できるWebテストシステム、TOEIC対策コンテンツなど豊富な機能を搭載。2012年には「日本e-Learning大賞文部科学大臣賞」を受賞し、今や個人学習者はもちろん、塾や学校でも「すらら」を活用した教育カリキュラムが浸透しており、スリランカやインドネシア、インドでも導入校が増えています。

「所得の格差が教育の格差を生み、教育の格差が人格の格差を生んでいる。この負のスパイラルをeラーニングで解決したい。」すららネット代表取締役の湯野川氏はこの信念のもと、NPO法人と連携して低所得世帯の学習支援活動なども推進しています。個人学習者向けのBtoC事業モデルにおいては、安価な月額料金で生徒IDを発行。塾や学校法人等のBtoBtoC事業モデルでは導入校に管理者用IDが発行されるため、生徒は最小限の費用ですららを利用することが可能です。

2017年9月時点ですらら利用ID数は49,820ID、すらら導入校数は693校にも達しており、学校の勉強についてこられない子供たちが落ちこぼれ化していく問題を解消する教育施策として多くの関係者が関心を寄せています。

すららネットの業績

子供たちの教育問題は世界中の政府が苦慮している課題であり、インターネットの普及に伴いeラーニングの重要性が評価されています。すららの個人・法人契約数は顕著な増加傾向にあり、売上高や経常利益などが安定的に伸びています。自社コンテンツの新規開発および優良コンテンツを保有する他社とのコラボレーションによりサービスの品揃えを拡大し、顧客の獲得を強化していく方針。現在は海外マーケット拡大にも力を入れており、将来性は群を抜いています。新規上場で調達した資金を設備投資や人材採用費等に充てれば、さらなる事業の展開に期待できそうです。

2014年12月期 2015年12月期 2016年12月期
売上高 4億1000万円 4億9800万円 5億8600万円
経常利益 6500万円 6200万円 8200万円
当期利益 6100万円 2700万円 5400万円
純資産 2億7300万円 3億円 3億5400万円

総括

すららネットのIPOは、社会的意義の大きいビジネスモデルが投資家の関心を集めそうです。学校の勉強が人生のすべてではないといえども、現実に日本では学歴信仰が根強く残っており、幼い頃から有名塾に通える裕福な家庭の子供が人生の勝ち組になる図式が存在し続けています。この悪しき現状を打破するためにも、すららネットの安価なeラーニング教材はもっと多くの国々で普及してもらいたいものです。

投資家目線で見ると、公開規模が非常に小さく需給面で大幅な初値高騰に期待できます。筆頭株主にベンチャーキャピタルの名前が並んでいるとはいえ、90日間・1.5倍のロックアップがかかっています。業績にも将来性があり、長期的な投資案件として魅力的な銘柄と言えます。

主幹事はみずほ証券。その他、SBI証券マネックス証券、SMBC日興証券、大和証券、岩井コスモ証券などでも申し込むことができます。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
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