2017/12/14

ヴィスコ・テクノロジーズのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る4,720~4,920円に!

2017年11月22日、東証JASDAQスタンダードで12月中旬に新規上場を控えている「ヴィスコ・テクノロジーズ」の仮条件が発表されました。価格は4,720~4,920円。想定価格の4,820円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の11月27日からスタートします。

ヴィスコ・テクノロジーズ
銘柄コード 6698/東証JASDAQスタンダード
仮条件 4,720~4,920円
公開株式数 公募・8万5000株
売出・14万3600株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 11/27~12/1
売出し価格 4,920円
購入申込期間 12/5~12/8
上場予定日 2017年12月13日
初値:15,000円

ヴィスコ・テクノロジーズについて

ヴィスコ・テクノロジーズは「画像一筋」を企業理念に掲げ、最先端の画像処理システムの開発・製造・販売・保守サービスを行っている会社です。創業は2003年8月。同社および連結子会社3社(必速勘貿易(上海)有限公司(中国)、ViSCO Technologies(Thailand)Co.,Ltd.(タイ)、ViSCO Technologies USA, Inc.(米国))の合計4社でグループを構成。社名のヴィスコ(ViSCO)という造語の由来は、「画像技術(Vision)を通して様々な業種のクライアントとコラボ(Collaborate)しながら新しい価値を創造していきたい」という想いにちなんでいます。

「画像処理検査」とは、カメラで撮像した検査対象物の画像をコンピュータの画像処理アルゴリズムで解析し、様々な検査を瞬時に行う作業のことです。電子部品や半導体、食品業界など、モノづくりの現場において製品に傷や汚れ、異物の混入等が無いかチェックするのは必須の工程。従来は作業員が一つ一つ自分の目で見て判断を行ってきましたが、目視検査には高度な技術が不可欠であり、人間が行う以上ケアレスミスが発生するリスクもあります。製品品質の安定化や人件費抑制を実現するうえで、画像処理検査装置は多くの製造業の現場に導入され重宝されています。

ヴィスコ・テクノロジーズが独自に開発したソフトウェア・VisionManagerとハードウェアを一体化した画像処理検査装置「VTV-9000」、不良品を統計的に識別する「DefFinder」、超深度カメラで微細な傷も検出できる「CrackFinder」など、優れた検査技術を誇るオリジナル検査ツールシリーズを多数開発。現場の声をリアルに反映した使いやすい操作性に定評があります。

検査装置を構成するモジュール(部品)の製造を部品製造会社に委託または部品製造会社から購入したうえで、製品の組み立ておよびOS(オペレーティングシステム)・画像処理ソフトウェアのセットアップを組立会社に委託。自社工場を持たずに製品を完成させるファブレスメーカーのビジネスモデルを確立しています。

また、単に検査装置を製造・販売するだけでなく、クライアントの検査ニーズに応じた最適なシステムの提案とアドバイスを行う総合コンサルティング事業も展開。人間の目に置き換わる検査技術の確立を目指し、長年の経験で培った高度な画像処理ソリューションを多角的に提供し続けています。

ヴィスコ・テクノロジーズの業績

スマートフォンをはじめとした電子部品製造業界や自動車業界などでFA化(工場自動化)が急速に進んでおり、画像処理検査装置のニーズが高まっています。一時期低迷していた売上高や経常利益等が右肩上がりの回復傾向にあり、2018年3月期も増収増益見込み。安定した業績を誇っています。市場シェアを伸ばしていくために、新規顧客の開拓を経営方針として打ち出しています。新規上場で調達した資金を自社製品のソフトウェア開発に向けた人的費用等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期
売上高 18億2100万円 25億7900万円 28億7900万円
経常利益 6700万円 1億9800万円 2億7100万円
当期利益 400万円 1億3400万円 2億300万円
純資産 9億3600万円 8億8500万円 11億2000万円

総括

ヴィスコ・テクノロジーズのIPOは、現代社会に普及している電化製品の製造と密接に結びついているビジネスモデルであり大いに将来性を感じます。大株主にベンチャーキャピタルの影がちらついていますが、90日間・1.5倍のロックアップがかかっています。なにより公開規模が小型なので、需給面での初値上昇に大いに期待できます。気になるのは、IPOのスケジュール。前日に2社、当日に4社が同日上場予定であり、投資家の資産がどこまで分散するか読みづらいのが悩みどころです。

主幹事はみずほ証券。その他、SBI証券、岡三証券、岩井コスモ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、いちよし証券などでも申し込むことができます。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
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