2017/11/29

ポエックのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る670~750円に!

出典:ポエック

2017年11月8日、東証JASDAQスタンダードで11月下旬に新規上場を控えている「ポエック」の仮条件が発表されました。価格は670~750円。想定価格の670円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明日の11月9日からスタートします。

ポエック
銘柄コード 9264/東証JASDAQスタンダード
仮条件 670~750円
公開株式数 公募・32万株
売出・21万1300株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 11/9~11/15
売出し価格 750円
購入申込期間 11/17~11/22
上場予定日 2017年11月28日
初値:3,280円

ポエックについて

ポエックは「ひと、みず、くうき」をテーマとした製品を開発・販売している会社です。同社および連結子会社2社(製缶・溶接を行う株式会社三和テスコ、精密機械加工・特殊熱処理を行う東洋精機産業株式会社)および持分法非適用関連会社1社(韓国釜山の株式会社泰元コーポレーション)によってグループを構成。「環境・エネルギー関連機器」、「動力・重機関連機器」、「防災・安全関連機器」の製造・販売事業を行っています。

設立は1989年1月。広島県福山市で水処理機器の販売を行う「五大販売株式会社」として誕生し、1991年3月に現社名に商号変更。社名のPUEQU(ポエック)の由来は、ポンプ・イクイップメント・エキスパート(PUmp EQUipment expert=ポンプ装置の専門家)という英語にちなんでいます。

環境・エネルギー事業では、ポンプ類・撹拌機等の「水処理機器」、オゾンガス発生装置、オゾン水製造装置、オゾン脱臭装置などの「環境改善機器」、高効率の熱交換器バーテルス等の「エネルギー関連機器」を製造・販売しています。また、納入機器の修理・メンテナンス等技術サービスによるストックビジネスとしての展開も図っており、ポエックの基幹事業となっています。

動力・重機等事業では、船舶用エンジン台板や燃料噴射弁部品等の「船舶用機械および部品」、ボイラー、圧力容器等の「プラント関係機器およびその他動力関係部品」の製造・販売を行っています。連結子会社の独自の技術で加工されており、精巧さと耐久性を両立させた品質に定評があります。

防災・安全事業では、屋内・屋外消火栓、スプリンクラー消火設備用加圧送水装置を製造・販売しています。自社製品「ナイアス」は、電力ではなく窒素ガスの圧力で加圧するスプリンクラー消火設備用加圧送水装置。災害時に水道や電気がストップしても安定した圧力で散水できる強みがあり、特許を取得している優れものです。

企業が実施する「環境サステナビリティ」という環境保全への取り組みが関心を集めつつある昨今、優れた技術力の結集したポエックの環境関連製品もまた大いに評価を高めています。IT系等の華やかな業種に比べると地味な印象を受けるかもしれませんが、ポエックのビジネスは私たちの目指すべき「環境の世紀」に欠かせない存在と言えるでしょう。

ポエックの業績

地域密着型営業の推進が功を奏し、受注数がアップ。売上高や経常利益等が堅調に推移しています。2017年8月期は減益見込みですが、赤字転落ではありません。業績にはやや頭打ち気味の印象を受けるものの安定性はあります。消防法の改正によって全国各地でスプリンクラー設備の設置が進んでいるように、政策次第で環境関連製品の売り上げが大きく変化する可能性があります。新規上場で調達した資金を設備投資費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年8月期 2015年8月期 2016年8月期
売上高 29億円 49億6100万円 54億700万円
経常利益 4600万円 2億100万円 1億8500万円
当期利益 1800万円 1億1400万円 1億700万円
純資産 5億100万円 7億1600万円 7億3000万円

総括

ポエックのIPOは業種的に地味な印象を受けますが、公開規模が比較的小型であり、需給的に初値上昇の可能性が高そうです。大株主には90日間・1.5倍のロックアップがかかっており、ベンチャーキャピタルの保有株率も微々たるもの。株価に割安感があり、個人投資家の買いが入りそうです。ただ、11月28日は3社同日上場となっており、スケジュール的に資金が分散してしまう可能性を考慮する必要があります。

主幹事は野村證券。その他、ひろぎん証券、SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券、岩井コスモ証券、SMBCフレンド証券、香川証券などでも申し込むことができます。

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