2017/11/28

クックビズのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る2,070~2,250円に!

2017年11月8日、東証マザーズで11月下旬に新規上場を控えている「クックビズ」の仮条件が発表されました。価格は2,070~2,250円。想定価格の2,070円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明後日の11月10日からスタートします。

クックビズ
銘柄コード 6558/東証マザーズ
仮条件 2,070~2,250円
公開株式数 公募・30万株
売出・18万6200株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 11/10~11/16
売出し価格 2,250円
購入申込期間 11/20~11/24
上場予定日 2017年11月28日
初値:5,280円

クックビズについて

クックビズは「フード産業を人気業種にする」という経営理念のもと、飲食業界に特化した人材紹介事業・求人広告事業を展開している会社です。設立は2007年12月。大阪に本社を置き、渋谷・五反田・名古屋に支社があります。2008年3月に飲食求人サイト「cook+biz」を公開。同サイトを通じて、国内の飲食業界が抱えている慢性的な人材不足という課題解消を目指しています。

人材紹介事業では、自社運営サイトに登録した求職者をコンサルタント経由で求人企業に紹介。求職者が希望している職場と企業が求めている人材とをつなぐマッチングサービスを提供しています。履歴書添削、面接対策レクチャー、面接同行、待遇交渉などのバックアップが無料。しかも転職成功者に「お祝い金」が支給される嬉しいサービスもあり。求人企業が直接スカウトを行う「クックビズダイレクト」というスカウトサービスも実施。個人店から大手レストランチェーンまで幅広い求人情報を取り扱っており、2017年4月時点で年間利用者数が300万人を超えるほどの人気サイトとなっています。

また、店長や料理長など役職経験の伴う人材のみを対象としたハイクラス人材エージェントサービス「FOOGENT」も併設。現場で腕を振るうだけでなく、マネジメント職での飲食業界参入もサポートできる体制が整っています。無事に求職者が採用された場合、成功報酬として年収に応じた手数料を求人企業から受領するビジネスモデルとなっています。

求人広告事業では、人材採用を希望する求人企業の求人広告を「cook+biz」上に掲載。アルバイトから正社員まであらゆる求人を対象としており、サイトを介して直接会社に応募できる利便性があります。cook+bizのPV数は2016年11月時点で1500万を突破しているため、宣伝効果は抜群です。

その他、飲食事業者向け研修サービス「クックビズフードカレッジ」やSNSの普及にあわせたソーシャルネットワーキングサービス「Foodion」も展開。食に携わるプロフェッショナルのためのSNS上で料理の紹介やシェフのインタビューなどを閲覧でき、いろいろな側面から飲食業界を楽しんでもらうことができます。

国内の飲食業界で続く低迷を打破するために、生産・加工・店頭調理までを一貫して行う事業形態の変革や海外展開など、業界全体で大きなイノベーションが進行しつつあります。良い食材を最高の味付けで調理する料理人のように、クックビズもまた優秀な人材を最高の職場に送り出すエージェントとしてフード産業全体の発展と拡大に貢献し続けることでしょう。

クックビズの業績

高水準の続く有効求人倍率同様、飲食業界における人材の採用意欲も上昇傾向にあります。その流れに連動して人材紹介事業や求人広告事業が堅調に推移し、売上高や経常利益等が右肩上がりに伸びています。2017年11月期も大幅な黒字見込み。飲食業界の人材紹介サービスのニーズは今後も続くと見られており、成長性も申し分なしです。新規上場で調達した資金を設備資金や広告宣伝費、人件費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年11月期 2015年11月期 2016年11月期
売上高 3億3900万円 6億9200万円 12億3300万円
経常利益 -5700万円 6300万円 7500万円
当期利益 -7300万円 6000万円 5200万円
純資産 3200万円 9200万円 1億4300万円

総括

クックビズのIPOは公開規模が比較的小型であり、成長著しい業績も初値を押し上げる好材料になりそうです。日本食は外国でも非常に人気が高く、海外の投資家の関心も集めそう。20%近く保有しているベンチャーキャピタルの存在が気にはなるものの、90日間・1.5倍のロックアップがかかっており、そこまで問題視されないでしょう。当選を祈ってアタックするのみです。

主幹事は大和証券。その他、SBI証券、野村證券、SMBC日興証券、エース証券などでも申し込むことができます。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
6社 10社 10%以上:一人一票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
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