2017/10/25

シルバーライフのIPO仮条件が公開!想定価格をやや上回る2,300~2,500円に!

2017年10月5日、東証マザーズで10月下旬に新規上場を控えている「シルバーライフ」の仮条件が発表されました。価格は2,300~2,500円。想定価格の2,400円をやや上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の10月10日からスタートします。

シルバーライフ
銘柄コード 9262/東証マザーズ
仮条件 2,300~2,500円
公開株式数 公募・50万株
売出・24万7500株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 10/10~10/16
売出し価格 2,500円
購入申込期間 10/18~10/23
上場予定日 2017年10月25日
初値:4,630円

シルバーライフについて

シルバーライフは、「食の観点から誰もが安心して歳を重ねていける社会を作ります」を経営理念に掲げ、高齢者向け配食サービスを提供している会社です。設立は2007年10月。社名には高齢者全般を指す「シルバー世代」の「生活」をサポートしていきたいという想いが込められており、自分で料理したり買い物に出かけたりすることが困難な高齢者の方々のもとへ、自社工場および仕入先工場で製造された美味しい食事を届けています。

代表取締役社長を務める清水貴久氏は、警視庁や経営コンサルティング会社など色々な職を経験してきた現場上がりの実業家。若い頃からドライバーとして高齢者向け配食サービスに携わっており、ベンチャーリンクで学んだフランチャイズ事業が同社のビジネスモデルに活かされています。

「まごころ弁当」と「配食のふれ愛」という二つの配食店舗ブランドをフランチャイズ方式によりチェーン展開。利用者から指定されたスケジュールに合わせて炊飯・盛りつけを行い、高齢者の自宅に直接配達します。毎日食べても飽きないように多くの日替わりメニューを用意するだけでなく、咬合力が弱っている高齢者の方でも食べやすいように柔らかさやカロリーを細かく調整する体制を構築しています。

2017年7月時点で「まごころ弁当」は367店舗、「配食のふれ愛」は196店舗と業界トップの店舗数を誇っています。初期費用と運転資金6か月分を無担保・無保証人で融資する制度を導入し、開業のネックである金銭面での負担を軽減できるのがフランチャイズ経営のメリット。普通食や冷凍弁当を調理・製造できる自社関東工場を群馬県に保有しているのも強み。高品質な調理済み食材を全国3,000以上の高齢者・障害者施設に配送する「まごころ食材サービス」も大好評です。

弁当を配達しない日でも継続的に自宅を訪問して高齢者の様子をチェックする「安否確認のみ」サービスにも対応。食材の仕入れ価格を安く抑えることで1食あたりわずか200円前後の費用で栄養バランスに配慮したメニューを届けることが可能であり、経済的にも優しい特徴があります。

日々を健康的に過ごすためには、栄養バランスの整った美味しい食事が不可欠。しかし、未曽有の高齢化が進行している日本社会において、自力で食事を準備できる高齢者の数はさらに少なくなっていくことが予想されます。シルバーライフの配食サービスは日本社会を支えるビジネスと言っても過言ではなく、今後さらに需要を伸ばしていくことでしょう。

シルバーライフの業績

売上高や経常利益等が堅調に右肩上がりに伸びています。高齢化社会の進展に伴い高齢者施設等を対象とした民間配食事業の市場は拡大傾向にあり、ビジネスモデルに将来性を感じます。高齢者を対象としたケアサービスは数あれども、シルバーライフが推進している高齢者向け配食事業は国からの補助を受けない数少ない高齢者マーケットの一つであり、万一国家の財政が悪化しても影響を受けない安定性があります。新規上場で調達した資金を冷凍冷蔵庫兼物流センター・社員寮・工場などの建設費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年7月期 2015年7月期 2016年7月期
売上高 26億9900万円 35億3200万円 41億5100万円
経常利益 1億4600万円 3億2000万円 4億3500万円
当期利益 1億200万円 2億1000万円 3億100万円
純資産 3億1800万円 5億2900万円 8億3100万円

総括

シルバーライフのIPOは社会貢献度の高い事業内容や安定した業績が投資家の関心を集めそうです。業界内でのシェア率も非常に高く、高齢化社会が進むにつれてさらにニーズが拡大していくことは必至です。しかし株式としては公開規模がやや大型であり、需給面での初値高騰は難しそう。ある程度長期的な視点での投資を考慮した方が良いでしょう。

主幹事はみずほ証券。その他、SBI証券、SMBC日興証券、岡三証券、岩井コスモ証券、丸三証券、いちよし証券などでも申し込むことができます。

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