2017/10/05

ウェルビーのIPO仮条件が公開!想定価格とほぼ同水準の2,400~2,580円に!

2017年9月15日、東証マザーズで10月上旬に新規上場を控えている「ウェルビー」の仮条件が発表されました。価格は2,400~2,580円。想定価格の2,580円とほぼ同水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の9月19日からスタートします。

ウェルビー
銘柄コード 6556/東証マザーズ
仮条件 2,400~2,580円
公開株式数 公募・25万株
売出・194万6500株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 9/19~9/25
売出し価格 2,580円
購入申込期間 9/27~10/2
上場予定日 2017年10月5日
初値:3,305円

ウェルビーについて

ウェルビーは、「すべての人が「希望」を持てる社会の実現に向けて」という理念のもと、福祉サービス事業を展開している会社です。具体的には、障害者を対象とした就労移行支援、児童発達支援、放課後デイサービスなどを行っています。

設立は2011年12月。社名のウェルビーは「福祉」、「健康」を意味する”Well-being”にちなんでおり、障害者も健常者も分け隔てなく健康的で幸福な生活をおくれる社会をつくりたいという願いが込められています。

就労移行支援事業では、一般企業への就職を希望している原則18歳以上65歳未満の障害者を対象に、就労において求められる実技・ビジネスマナー・コミュニケーションスキル等の向上を目的とした職業訓練を実施しています。2017年7月時点で15都道府県56か所に事業所を構えており、1,000名以上の方々がウェルビーを介した就職を実現。また、職場で長く働けるようにアフターサポートにも力を入れており、2016年度の就職後半年以上の定着率は80%を超えています。

療育事業では、未就学児を対象としたハビー(児童発達支援事業所)と、小学生・中学生・高校生を対象としたハビープラス(放課後等デイサービス事業所)を展開。集団ゲームやグループワーク、専門家のカウンセリングを通して、発達障害を抱える子供たちの健やかな発育をサポートしています。

障害福祉サービスの利用料金は所得に応じて負担上限月額が設定されており、差額分は国民健康保険団体連合会等の行政から受領しています。したがって、経済的に余裕のない世帯でも安心してウェルビーのサービスを利用できる体制が整っています。

未曽有の少子高齢化が進む日本社会において、障害者の雇用創出は急務の課題です。しかし、まだまだ世間では障害者の就労への意識・関心が低く、希望するキャリアパスが妨げられているのが現状です。社会人にとって、働くことは生きることそのもの。障害・難病を抱えている方々も自信を持って自己実現を達成できる世の中にしていく上で、ウェルビーのサービスは社会から大いに求められる存在となることでしょう。

ウェルビーの業績

自立訓練(生活訓練)事業所「ウェルビーチャレンジ」等の新規拠点立ち上げ、定着支援体制強化によるサービス単価向上等の要因で利益率が上がっており、売上高・経常利益などが右肩上がりに伸びています。利用者より行政からの補助金が収益の中心となっている特殊なビジネスモデルではありますが、今後も政府が福祉支援活動を推進していく可能性は高く、急激に経営が悪化するような事態になるリスクは低そうです。新規上場で調達した資金を事業所開設費や広告宣伝費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期
売上高 8億6200万円 17億7600万円 28億5900万円
経常利益 1億2800万円 1億4600万円 5億3700万円
当期利益 9200万円 1億300万円 3億4200万円
純資産 1億3400万円 2億3700万円 5億3700万円

総括

ウェルビーのIPOは社会貢献度の高い事業内容と安定した業績が魅力的です。障害福祉サービスは全世界で追求している分野であり、日本政府も力を入れていくことは間違いありません。もしも自分や自分の身近な人がある日突然障害者になったら……。社会的弱者を現実的な観点でサポートするウェルビーは、非常に投資し甲斐のある会社と言えるでしょう。

しかし株式として見ると、公開規模がかなり大型で初値高騰は期待しづらいイメージがあります。10月5日は3社同時上場の日なので資金も分散しやすく、売り出し株が公募の6倍近くあるのも悪材料になりそうです。短期の利益を狙うより、長期的な視点での投資を意識した方が良いでしょう。

主幹事はみずほ証券。その他、SBI証券マネックス証券、大和証券、岩井コスモ証券、SMBCフレンド証券、エース証券などでも申し込むことができます。

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