マネーフォワードのIPO仮条件が公開!想定価格を上回る1,350~1,550円に!

2017年9月12日、東証マザーズで9月下旬に新規上場を控えている「マネーフォワード」の仮条件が発表されました。価格は1,350~1,550円。想定価格の1,330円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明日の9月13日からスタートします。

マネーフォワード
銘柄コード 3994/東証マザーズ
仮条件 1,350~1,550円
公開株式数 公募・161万7700株
売出・131万3300株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 9/13~9/20
売出し価格決定日 9/21
購入申込期間 9/22~9/27
上場予定日 2017年9月29日

マネーフォワードについて

マネーフォワードは、社名の由来でもある「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というコンセプトのもと、インターネットサービス開発事業を行っている会社です。具体的には、自動家計簿・マネーフォワード等の個人向けサービス提供を行うPFM(Personal Financial Management)サービスと、法人・個人事業主向けにSaaS型サービスプラットフォームを提供するMFクラウドサービスを展開しています。

設立は2012年5月。代表取締役社長を務める辻庸介氏は、ソニー、マネックス証券などの大手企業で、「インターネット」と「金融」を結びつける「フィンテック」に携わってきた経歴の持ち主。「日本のベスト起業家」、「2017年日本に最も影響を与える100人」に選出されたこともあり、関係者の間で高い注目度を誇っています。役員の中には、株式会社ディー・エヌ・エーで横浜DeNAベイスターズの買収に携わった春田真氏や、LINEの元社長・森川亮氏などユニークな顔ぶれが目立ちます。

PFMサービスでは、無料で使える自動家計簿サービス「マネーフォワード」の提供や、くらしの経済メディア「MONEY PLUS」の運営等を行っています。マネーフォワードにはアカウントアグリゲーションという独自の技術が採用されており、銀行・クレジットカード・証券・年金などの出納をPCやスマートフォンアプリから一元管理することができます。支出の仕訳も自動的に行ってくれるだけでなく、現在の家計を統計的に診断してくれる便利な機能にも対応。どの分野にお金を使いすぎているのか、節約ポイントが一目で分かります。

今やマネーフォワードは市場シェア率ナンバーワン。500万人ものユーザーが日々利用しているほどの大人気サービスとなっており、プレミアム課金や広告収入によって安定した収益をあげています。

MFクラウドサービスでは、バックオフィス業務の自動化・効率化を図るクラウド型ERPサービス「MFクラウドシリーズ」を提供。会計・確定申告・請求書・給与・消込・マイナンバー・経費などの分野において、面倒なデータ管理・書類作成の手間やコストを大幅に削減できる強みがあります。金融機関にMFクラウドのデータを提供するMFクラウドファイナンスは、資金調達の簡略化に重宝されています。

BtoC、BtoBのいずれにおいてもマネーフォワードのシステムは圧倒的な支持を得ており、国内のフィンテック市場規模拡大に伴いさらに浸透していくと見られています。「人生に必要なものは、勇気と想像力。それとほんの少しのお金だ。」というチャップリンの名言があるように、人間が社会の中で生きていく上でお金は必要不可欠なアイテム。インターネットの普及に伴い誰もが金融を意識するようになってきた現代、マネーフォワードが提供するサービスは「お金のプラットフォーム」として広く愛用されていくことでしょう。

マネーフォワードの業績

経常利益や当期利益が目を覆いたくなるほどの赤字となっています。これは、主に人件費や広告宣伝費など将来を見据えた先行投資費の増大によるものであり、ビジネスモデルに問題があるわけではありません。国内のフィンテック市場規模は年率約60%の勢いで成長を続けており、2021年には800億円を超えると試算されています。実際、マネーフォワードやMFクラウドの利用料収入も増加傾向にあり、売上高も堅調です。新規上場で調達した資金を借入金の返済や人件費、広告費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年11月期 2015年11月期 2016年11月期
売上高 7600万円 4億4200万円 15億4200万円
経常利益 -5億4800万円 -11億3400万円 -8億8300万円
当期利益 -5億5000万円 -11億4200万円 -8億8900万円
純資産 3300万円 19億4600万円 18億8600万円

総括

マネーフォワードのIPOは、マザーズで人気化しやすいフィンテック関連銘柄であり、家計簿アプリ・マネーフォワードの高い知名度と相まって投資家の関心を集めそうです。しかし、公開規模が大型なうえに10%弱の保有株率をちらつかせるベンチャーキャピタルの存在が気になります。赤字上場は珍しくないものの、2017年11月期も赤字見込みであり、かんばしくない業績が悪材料になる可能性も。初値高騰はイメージしづらいですが、将来性に期待して申し込んでみるのも一興です。

主幹事はマネックス証券とSMBC日興証券。その他、SBI証券、みずほ証券、東海東京証券、いちよし証券、静銀ティーエム証券などでも申し込むことができます。

金熊が断言!IPO投資におすすめのネット証券ランキング

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マネックス証券の素晴らしさは色んなIPO銘柄に申込める点です。IPO主幹事になることは少ないですが、新規公開株銘柄の取り扱いはネット証券の中ではピカイチ。しかも抽選方法はIPO株100%全部を1人1票の平等抽選で配分しているので投資実績のない初心者にとってはマネックス証券は外せない。
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