2017/09/28

ロードスターキャピタルのIPO仮条件が公開!想定価格を下回る1,640~1,820円に!

2017年9月8日、東証マザーズで9月下旬に新規上場を控えている「ロードスターキャピタル」の仮条件が発表されました。価格は1,640~1,820円。想定価格の1,820円を下回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の9月11日からスタートします。

ロードスターキャピタル
銘柄コード 3482/東証マザーズ
仮条件 1,640~1,820円
公開株式数 公募・74万株
売出・52万5000株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 9/11~9/15
売出し価格 1,820円
購入申込期間 9/20~9/25
上場予定日 2017年9月28日
初値:2,501円

ロードスターキャピタルについて

ロードスターキャピタル(Loadstar Capital)は、「不動産とテクノロジーの融合が未来のマーケットを切り開く」というコンセプトのもと、ITを活用して不動産事業と金融を結びつける「不動産テック」を推進している会社です。具体的には、不動産投資・不動産賃貸・不動産特化型クラウドファンディング事業等を展開しています。

同社および連結子会社のロードスターファンディング株式会社の2社でグループを構成。設立は2012年3月。創業当時メンバーはわずか3名しかおらず、2017年6月時点でも30名ほどで業務を行っています。しかし、全てのメンバーが不動産業界に長けたプロフェッショナルであり、まさに選び抜かれた少数精鋭部隊。ほんの4~5年のうちに総資産額が100億円を突破した実績が同社の実力を証明しています。

ちなみに社名のLoadstarには英語で 「北極星、他者を導く規範」といった意味があります。これまで一部の富裕層の専門領域とされてきた日本の閉鎖的な不動産ビジネスに変革をもたらし、この業界で道標となるような存在でありたいという想いが込められています。

不動産投資事業では、主に東京23区内にある中規模オフィスビル物件を取得し、改修工事やテナント誘致で付加価値を高めて売却するサービスを展開。売却が完了するまでの期間は賃貸で運用しており、市場価格が低迷している時期には賃貸収入で利益を確保できる強みがあります。不動産投資と賃貸、これら二つを合わせた「コーポレートファンディング事業」がロードスターキャピタルの主幹事業となっています。

不動産取引に係る仲介コンサルティング事業や、顧客に代わって投資用不動産の管理・運用を行うアセットマネジメント事業等も展開。そして近年話題を呼んでいるのが、2014年9月に開始した不動産特化型クラウドファンディングサービス「OwnersBook」です。不特定多数の投資家がインターネット経由で不動産担保付のローン型案件に投資すると、そのリターンが投資家に還元されるというユニークなビジネスモデルを確立しました。

紹介されている案件は全てロードスターキャピタルが厳選した信頼性の高いものばかりであり、しかも一口わずか1万円からの少額投資に対応。期待利回りが14%にも達する魅力的な投資案件もあり、2017年6月時点で累計投資額が18億円を突破するほどの人気を博しています。

中国最大のSNS「人人網(レンレンワン)」を運営するRenren Lianhe Holdingsや「価格.com」で知られる株式会社カカクコムと資本業務提携を締結。不動産の価値を算出するAI(人工知能)システム「AI-Checker」の開発も進めており、今後もロードスターキャピタルのサービスは不動産業界と個人投資家を結ぶ懸け橋として注目されていくことでしょう。

ロードスターキャピタルの業績

売上高や経常利益等が年々右肩上がりに伸びています。特に、OwnersBookをリリースしてからはクラウドファンディングの市場規模拡大に比例して急激に業績が飛躍しているのが分かります。東京23区内のオフィスの空室率も低下傾向にあり、不動産賃貸事業も堅調に推移。新規上場で調達した資金を不動産の物件取得や広告宣伝費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年12月期 2015年12月期 2016年12月期
売上高 7億5600万円 29億9200万円 46億5900万円
経常利益 2億100万円 6億8800万円 7億300万円
当期利益 1億2200万円 4億4200万円 4億6800万円
純資産 6億6400万円 16億1000万円 21億8000万円

総括

ロードスターキャピタルのIPOは公開規模が比較的大型なので、需給面での大幅な初値上昇は難しそうです。マザーズでは不動産関連銘柄は人気化しづらいものの、AIを活用した不動産テックビジネスが投資家の関心を集めそうです。クラウドファンディングに興味のある方の間では高い知名度を誇っており、話題性も抜群。地震や東アジア情勢の悪化などのリスク要因で揺れている不動産市況が気になるものの、現状ではロードスターキャピタルの業績に大きな影響はなさそう。堅調さを見込んで投資してみるのも一興です。

主幹事はみずほ証券。その他、松井証券SBI証券マネックス証券、SMBC日興証券、岡三証券、岩井コスモ証券、丸三証券、エース証券などでも申し込むことができます。

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