2017/09/15

Wantedly(ウォンテッドリー)のIPO仮条件が公開!想定価格を上回る880~1,000円に!

2017年8月28日、東証マザーズで9月中旬に新規上場を控えている「ウォンテッドリー」の仮条件が発表されました。価格は880~1,000円。想定価格の880円を上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明後日の8月30日からスタートします。

ウォンテッドリー
銘柄コード 3991/東証マザーズ
仮条件 880~1,000円
公開株式数 公募・5万株
売出・9万9500株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 8/30~9/5
売出し価格 1,000円
購入申込期間 9/7~9/12
上場予定日 2017年9月14日
初値:5,010円

ウォンテッドリーについて

株式会社ウォンテッドリーは、「シゴトでココロオドルひとをふやす」をコンセプトにビジネスSNS「Wantedly(ウォンテッドリー)」の企画・開発・運営を行っている会社です。設立は2010年9月。代表取締役CEOを務める仲暁子氏は、ゴールドマン・サックス証券を退社後、漫画家を目指していたというユニークな経歴の持ち主。Facebook Japanの初期メンバーとしてIT業界に携わり、ソーシャルメディアの持つ無限の可能性に着目。同社が展開しているビジネスパーソン向けのSNS発案に至りました。

ウォンテッドリーは、「はたらくを面白く」をテーマに、仕事上の情報収集・意思疎通をスムーズに進めるために開発されたビジネス用ツールです。名前の由来は、西部劇などでお尋ね者を探す看板に書かれている”Wanted”の文字にちなんでいますが、リリース当初すでに「Wanted」のドメインが使われていたため「Wantedly」になったそうです。現代人が社会の中で生きていく上で欠かせない「出会い(Discover)」、「つながり(Connect)」、「つながりを深める(Engage)」の3アクションに特化したサービスが実装されています。

「出会い」をつかさどるWantedly Visitは、求職者と企業を結びつけるマッチングサービスアプリ。プロフィールを登録するだけで、基本無料で利用できます。一般的な求人サイトのように給料や待遇等の労働条件を掲載しているだけでなく、その会社が何を目指しているのか、どのような人材を求めているのか、具体的な「価値観」を提示することで他の求人媒体との差別化を図っています。個人ユーザーは実際に職場で働いている方たちの体験談を閲覧することも出来るので、職場に配属されてから後悔することのないよう、より充実した就職・転職活動をサポートしてもらえるメリットがあります。

Wantedly Visitへの募集掲載等を管理するツール・Wantedly Adminは、法人ユーザー向けの有料サービス。SNS上に広告を貼って会社の認知度を高めたり、優秀な経歴の個人ユーザーに直接メッセージを送ってスカウトしたりするオプションサービスにも対応。また、ユーザーが会社への意見を投稿するメディアプラットフォーム・Wantedly Feedの内容を分析して人事採用・広報活動に応用することもでき、企業側にとっても大いに重宝するツールです。

「つながり」をつかさどるWantedly Peopleは、無料で使える名刺管理アプリ。受け取った名刺をスマホで撮影すると、AI(人工知能)が複数の名刺をリアルタイムで解析し、即座にデータ化して連絡帳に追加してくれます。しかも名刺交換した相手に関する話題をネット上で検索することもでき、ビジネスマンに欠かせない人脈構築に役立ちます。

「つながりを深める(Engage)」をつかさどるWantedly Chatは、ビジネスシーン専用のチャットツール。無制限の相手・グループにメッセージを同時送信可能。ファイル共有にも対応しており、社内・社外にかかわらずスピーディーなコミュニケーションを実現してくれます。

今やウォンテッドリーは月間150万人が利用している国内最大のビジネス SNSプラットフォーム。IT業界から医療系まで幅広い分野で活用されており、今後も現代人のビジネスインフラとして定着していくことでしょう。

ウォンテッドリーの業績

経常利益がやや安定感に欠けるものの、売上高が年々目覚ましい勢いで伸びています。最近では有効求人倍率がバブル期のピークに達するほど企業の求人意欲が高まっており、ウォンテッドリーのようなビジネスSNS事業のニーズも強まると見られています。海外市場へのサービス拡大やAIを活用した新機能実装などの経営戦略も進行中であり、将来性も抜群。新規上場で調達した資金を本社オフィス増床時の内装費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年8月期 2015年8月期 2016年8月期
売上高 1億6900万円 4億5100万円 8億4000万円
経常利益 700万円 -300万円 1億2100万円
当期利益 400万円 -300万円 7800万円
純資産 2億2800万円 4億2600万円 4億6100万円

総括

ウォンテッドリーのIPOは公開規模が極めて小さく、希少性の高さから需給面で初値高騰に向かいそうです。世間の関心を引きやすい若手美人女性経営者の存在、成長著しいSNSプラットフォーム、そしてAIやビッグデータを導入したサービスなど、話題性も抜群。大株主には90日間・1.5倍のロックアップがかかっており、ベンチャーキャピタルの売り圧力もありません。運を天に任せて申し込むのみです。

主幹事は大和証券。その他、SBI証券、いちよし証券などでも申し込むことができます。

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