2017/08/10

トランザスのIPO仮条件が公開!想定価格をやや下回る1,240~1,300円に!

2017年7月20日、東証マザーズで8月上旬に新規上場を控えている「トランザス」の仮条件が発表されました。価格は1,240~1,300円。想定価格の1,300円をやや下回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の7月24日からスタートします。

トランザス
銘柄コード 6696/東証マザーズ
仮条件 1,240~1,300円
公開株式数 公募・38万株
売出・46万株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 7/24~7/28
売出し価格 1,300円
購入申込期間 8/2~8/7
上場予定日 2017年8月9日
初値:3,510円

トランザスについて

トランザスは、IoT端末や機器装置の製造・販売およびそれを利用したシステム・サービスを提供するターミナルソリューション事業を展開している会社です。1995年設立時の社名は、有限会社アイ・ディー・ディー。1997年に株式会社トランザスに組織変更。トランザスとその子会社であるTRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.の2社により構成されています。

自社デザインのターミナル・システムを提供する「IoTソリューションサービス」と、業務システムの受託開発、機器装置およびシステムの保守を行う「IT業務支援サービス」がトランザスの主事業。テレビに接続してネットワーク配信を実現するSTB(Set Top Box)、ポスター感覚で高画質の映像を表示できるデジタルサイネージ等を製造しています。

IoTソリューションサービスでは、映像配信・販売業務支援・作業支援分野を対象としたソフトウェア・ターミナル・システムを提供。VODやライブ配信用ソフトウェア、STB、テレビ会議システムなどは、会社・ホテル・病院などの施設で活用されています。タッチパネルディスプレイやコンテンツ配信サービスは、小売業を営む店舗に不可欠なインフラ。ウェアラブルデバイスは、コスト低減・作業効率の向上に貢献しています。

IT業務支援サービスでは、顧客のニーズに応える高品質な業務システム・IT機器を導入するだけでなく、運用・メンテナンスも行っています。ECサイトの顧客・在庫管理システム等、ビジネスパートナーの業務に不可欠なシステムを安定して使い続けられるよう全面的にサポートしています。

民間家庭に広くスマートデバイスが浸透している現代、IoTは社会のネットワーク化を進めるうえで最も注目されている産業と言っても過言ではありません。優れた自社開発ノウハウを持つトランザスは将来性抜群の会社と言えるでしょう。

トランザスの業績

売上高や経常利益が安定して伸びています。しかしここ数年、新規のシステム開発が減少していることもあり、業績がやや頭打ち気味の印象を受けます。とはいえ、2020年の東京オリンピックに向けて新規ホテルの建設数が増加傾向にある中、ホテル向けVOD用のSTB・サーバの需要が急激に拡大する可能性があります。国内のIoT市場規模もそのころには10兆円を超すと試算されており、将来性抜群です。新規上場で調達した資金をソフトウェア開発費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2015年1月期 2016年1月期 2017年1月期
売上高 7億9200万円 10億2800万円 10億5200万円
経常利益 1億3900万円 2億200万円 1億8400万円
当期利益 8500万円 1億2300万円 1億1200万円
純資産 2億6800万円 4億2700万円 5億3900万円

総括

トランザスのIPOは公開規模こそ並ですが、市場の関心の高いIoT関連銘柄なので初値が上がる可能性が高そうです。8月はIPOの閑散期。投資家の資金が集中しやすいのも好材料です。ベンチャーキャピタルの保有株は5%弱であり、主要大株主には90日間・1.5倍のロックアップがかかっています。将来性に期待して申し込んでみてはいかがでしょうか。

主幹事はいちよし証券。その他、SBI証券マネックス証券、みずほ証券、水戸証券、エース証券、極東証券などでも申し込むことができます。

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