2017/06/21

エコモットのIPO仮条件が公開!想定価格をやや上回る2,470~2,730円に!

2017年5月31日、札証アンビシャスで6月下旬に新規上場を控えている「エコモット」の仮条件が発表されました。価格は2,470~2,730円。想定価格の2,500円をやや上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明後日の6月2日からスタートします。

エコモット
銘柄コード 3987/札証アンビシャス
仮条件 2,470~2,730円
公開株式数 公募・1万2000株
売出・17万4000株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 6/2~6/8
売出し価格 2,730円
購入申込期間 6/13~6/16
上場予定日 2017年6月21日
初値:4,195円

エコモットについて

エコモットは、【あなたの「見える」を、みんなの安心に。】というスローガンのもと、IoTインテグレーション事業を展開している会社です。

ちなみにIoTは” Internet of Things”の略で、日本語では「モノのインターネット」と訳されます。パソコン等の専用の端末でしか利用できなかったインターネットと他の機器を接続させ、あらゆる情報をネット経由で通信できるようにするコンセプトを指します。IoTの普及により、スマートフォンを使って部屋の電気を点けたりドアを開錠したりするような遠隔操作までもが可能となり、今や情報通信社会の中心的概念と言っても過言ではありません。

代表取締役の入澤拓也氏はアメリカ留学時にインターネットと出会い、ITの持つ無限の可能性に着目。初音ミク等のVOCALOID商品で知られるクリプトン・フューチャー・メディアを退職後、2007年に出身地である北海道にて、融雪システム遠隔監視装置「ゆりもっと」の販売で起業したユニークな経歴の持ち主です。

社名の「エコモット(Ecomott)」は、創業当時環境問題への意識が急速に高まっていたこともあり、「エコ」とモバイルの「モ」の二つのキーワードを組み合わせた造語にちなんでいます。当時ネットで「エコモット」という言葉を検索しても一致する情報が一切表示されなかった経験が、「未来の常識を作る」というこんにちの社訓につながっています。

エコモットの事業は、IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務をワンストップで提供すること。屋外に設置したセンサーで建設現場の状況を検知して安全管理・作業効率を向上させる「現場ロイド」や、GPSを使ってネット上でリアルタイムの車両運行状況を把握できる「Pdrive」、モニターで自然災害の前兆を可視化する「災害検知ソリューション」など、様々なIoTサービスがクライアントから高く評価されています。

大手電気通信事業者のKDDIと提携しており、LTE通信に対応した高性能データロガーや通信ルータも製造。野生動物による農作物被害を防ぐための捕獲用ゲート遠隔制御システムや畜産用飼料タンク残量のモニタリングなどのシステムは、北の大地で地域に密着した事業を展開しているエコモットならではのソリューションと言えるでしょう。市場規模の成長著しいIoT分野において、ユビキタス社会のリーディングカンパニーを目指すエコモットに大いに期待が高まっています。

エコモットの業績

売上高や純資産は堅調に伸びていますが、経常利益や当期利益がいまいちパッとしないのが気になるところ。しかし、2017年3月期の業績予想では13億越えの売上高、約9,000万円の営業利益が見込まれており、年間平均17.0%の割合で成長を続けるIoT市場の波に乗って飛躍的な成長を遂げる可能性に期待できます。新規上場で調達した資金を人件費や長期借入金の返済等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期
売上高 5億9300万円 6億8600万円 7億3900万円
経常利益 5900万円 4900万円 1200万円
当期利益 3600万円 3600万円 700万円
純資産 1億4500万円 1億8100万円 1億8700万円

総括

エコモットのIPOは公開規模が非常に小さく、需給面で初値上昇に期待できます。IoTは近年市場で非常に人気のある分野であり、2016年度の市場規模はおよそ5兆円、2021年には10兆円を突破すると試算されており、投資家の関心はずば抜けています。市場がマザーズではなく地方の札証アンビシャスである点、大株主に20%超のベンチャーキャピタルの姿が見える点などが気になるので高値掴みは怖いですが、初値上昇を妨げるほどの要因にはならないでしょう。当選を祈って申し込むのみです。

主幹事は岡三証券。その他、SMBC日興証券、SBI証券、上光証券、松井証券、SMBCフレンド証券、エイチエス証券などでも申し込むことができます。

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