2017/04/26

アセンテックのIPO仮条件が公開!想定価格を大幅に上回る1,840~2,000円に!

2017年4月5日、東証マザーズで4月下旬に新規上場を控えている「アセンテック」の仮条件が発表されました。価格は1,840~2,000円。想定価格の1,720円を大幅に上回る水準です。ブックビルディング(需要申告)は明後日の4月7日からスタートします。

アセンテック
銘柄コード 3565/東証マザーズ
仮条件 1,840~2,000円
公開株式数 公募・12万株
売出・33万1000株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 4/7~4/13
売出し価格 2,000円
購入申込期間 4/18~4/21
上場予定日 2017年4月25日
初値:5,950円

アセンテックについて

アセンテックは、「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイルの変革に貢献する。」をコンセプトに、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)を活用した企業向けITソリューションの販売、コンサルティングサービスの提供を行っている会社です。ネットワークを経由してクライアント端末にデスクトップ環境を構築する「仮想デスクトップ」、仮想化技術で低コスト・高パフォーマンスのストレージ製品を提供する「仮想インフラ&ストレージ」、安価ですぐに使えるアプリケーションを配信する「クラウドサービス」の三事業をメインに展開しています。

設立は2009年2月。当初は株式会社エム・ピー・テクノロジーズという社名でしたが、2012年10月にアセンテック株式会社に変更されました。ちなみに社名の「アセンテック」は、「向上」を意味する”ascent”と「技術」を意味する”technology”を組み合わせた造語です。優れた技術力で最先端のITソリューションを追い求め、利便性向上とセキュリティ強化を実現したいという理念が込められています。

VMwareやDell、IBMなど名だたる海外ベンダーと提携しており、製品開発から販売・運用にいたるまで緊密な協力関係を築いています。もちろん、自社オリジナル製品の開発にも力を入れており、情報セキュリティ・データ管理・雇用形態、現代IT社会の課題となっている三つのテーマに対応できる高品質なシステムを追求しています。

自社オリジナルブランド「Resalio(レサリオ)Lynx 300/500」は、PCにUSBを差し込むだけでセキュアに仮想環境へ接続できるUSBシンクライアントソリューション。特許を取得した高セキュリティ性と持ち運び自由な利便性が両立されていて、オフィス内だけでなく自宅や出張先でも使いこなせる強みがあります。

仮想デスクトップ総合ソリューションベンダーとしてあらゆるITインフラを提供しているアセンテックは、サイバー攻撃や社員のマイナンバー管理に代表されるセキュリティ対策を多くの企業が余儀なくされている現代情報社会に即した将来性抜群の存在と言えるでしょう。

アセンテックの業績

アセンテックの売上高は2014年辺りを境にやや落ち込んでおり、2016年1月期には当期利益がおよそ200万円の赤字になっています。これは2014年に実施された消費税増税やWindows XPサポート終了などに起因した駆け込み需要の反動により、仮想化専用端末などITインフラ事業の需要が業界全体で一時的に低迷してしまったためと見られています。

実際、2017年1月期の売上高は2013年に匹敵する32億超まで回復しており、2018年には38億円に達すると試算されています。普及し続ける仮想デスクトップ市場は年率平均約8%の成長が予測されていることからも、業績面を心配する必要はないでしょう。新規上場で調達した資金を本社移転や研究開発、設備投資費等に充てれば、さらなる事業の拡大に期待できそうです。

2014年1月期 2015年1月期 2016年1月期
売上高 23億5900万円 26億400万円 21億8100万円
経常利益 3500万円 5100万円 200万円
当期利益 1700万円 2900万円 -200万円
純資産 4億9400万円 5億2400万円 5億2800万円

総括

アセンテックのIPOは、マザーズで人気化しやすいネット関連銘柄です。しかも公開規模は比較的小型で、大株主に90日間のロックアップがかかっています。大株主の中に15%以上の株式を取得しているベンチャーキャピタルの姿がちらついているのがやや気になりますが、懸念されるほどのものではないでしょう。初値高騰に期待して全力で申し込むのみです。

主幹事はSBI証券。その他、ニュース証券、みずほ証券、岩井コスモ証券、東洋証券、SMBCフレンド証券、藍澤證券、極東証券などでも申し込むことができます。

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