2017/03/22

マクロミルのIPO仮条件が公開!ほぼ想定価格通りの1,900~2,100円に!

2017年3月6日、東証で3月下旬に上場を控えている「マクロミル」の仮条件が発表されました。価格は1,900~2,100円。想定価格の2,050円とほぼ同水準です。ブックビルディング(需要申告)は本日3月6日からスタートします。

マクロミル
銘柄コード 3978/東証
仮条件 1,900~2,100円
公開株式数 公募・48万7800株
売出・2683万5700株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 3/6~3/10
売出し価格 1,950円
購入申込期間 3/14~3/17
上場予定日 2017年3月22日
初値:1,867円

マクロミルについて

マクロミルは、インターネットを活用したマーケティング・リサーチおよびデジタル・マーケティング・ソリューションの提供を行っている会社です。日本を対象エリアとしている「マクロミルグループ」と、海外を対象エリアにしている「MetrixLabグループ」に分かれており、世界各国の消費者をターゲットに幅広いグローバルリサーチを展開しています。

自社運営サイト・マクロミルモニタの会員数はのべ100万人を突破。提携先のYahoo! JAPANが運営しているYahoo!リサーチ・モニターでもネットリサーチを実施しているため、総勢200万人超規模の調査を可能としています。短時間で不正確な回答を行うユーザーには注意勧告を行い、それでも真摯に回答しない場合はアンケートの配信を停止する等の厳しい措置を敢行。単なるポイント稼ぎと見られる悪質なユーザーを排除することで、業界トップクラスの高品質なリサーチ結果を確保しています。

市場リサーチの企画・集計・分析だけでなく、独自開発したネットリサーチ専用ASPシステム・AIRs(Automatic Internet Research System)の提供サービスも展開。オリジナル集計ソフト・Quick-CROSSも無償提供しており、調査票の作成からレポート出力までクライアントをしっかりサポートする体制を構築しています。

ビジネスの鉄則は、ユーザーのニーズに合った商品を提供すること。そのためには、ユーザーの実態を正確に把握するマーケティング・リサーチが重宝します。実査を開始してから24時間以内に集計結果を納品できるマクロミルのサービスは、低コストで情報戦を制したい企業・団体にとって必要不可欠な存在と言えるでしょう。

ちなみにマクロミルは、2004年1月に東証マザーズに、2005年4月に東証一部に上場しました。しかしその後米ファンドに買収された際に公開買付けおよび非公開会社化の手続きを行ったため、2014年4月に東証一部上場廃止となった経緯があります。したがって今回のIPOはマクロミルにとって初の上場というわけではなく、銘柄としてはやや新鮮味に欠ける点に注意する必要があります。

マクロミルの業績

国内ナンバーワンのマーケティング・リサーチグループだけあって、業績に安定感があります。急進的な増益には期待しづらいものがありますが、あらゆるビジネスシーンに対応できるリサーチ事業の汎用性はやはり魅力的です。新規上場で調達した資金をシステム開発等に充てれば、さらなる事業拡大に期待できそうです。

2015年6月期 2016年6月期 2017年6月期(予想)
売上高(連結) 287億6100万円 325億500万円 358億円
経常利益 -5億8600万円 57億3000万円 68億5000万円
当期利益 -43億2000万円 28億3200万円 37億円
純資産 128億7100万円 150億6400万円 172億4800万円

総括

マクロミルのIPOは、業界トップクラスの知名度と人気を誇るオンラインリサーチ会社の上場とあって話題性には事欠きません。しかし、再上場案件は一般的なIPOと比べるとどうしても勢いに欠けます。主要大株主に目を向けると、180日間のロックアップがかかっているとはいえ、80%以上もの比率でベンチャーキャピタルの存在がちらついているのも悪材料。公開規模も大型なので、初値が高騰するイメージが湧きにくいですね。へたをすると公募割れの可能性もあり得ます。

とはいえ、かくいう私もマクロミルの会員としてちょくちょくアンケートに参加しているので、株価の動向はとても気になるところです。IPOは様子見に徹しますが、株価が落ち着いたら買ってみても面白いかもしれません。

主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、メリルリンチ日本証券、大和証券、みずほ証券。その他、SBI証券、SMBC日興証券などでも申し込むことができます。

金熊が断言!IPO投資におすすめのネット証券ランキング

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