2017/03/17

ほぼ日のIPO仮条件が公開!ほぼ想定価格通りの2,250~2,350円に!

出典:ほぼ日

2017年2月24日、東証JASDAQスタンダードで3月中旬に新規上場を控えている「ほぼ日」の仮条件が発表されました。価格は2,250~2,350円。まさに想定価格の2,300円とほぼ同水準です。ブックビルディング(需要申告)は来週の2月28日からスタートします。

ほぼ日
銘柄コード 3560/東証JASDAQスタンダード
仮条件 2,250~2,350円
公開株式数 公募・25万株
売出・21万株(OA含む)
申込株数単位 100株単位
ブックビルディング期間 2/28~3/6
売出し価格 2,350円
購入申込期間 3/8~3/13
上場予定日 2017年3月16日
初値:5,360円

ほぼ日について

ほぼ日は、大人気コピーライターの糸井重里氏が代表取締役社長を務めている会社です。「有限会社 東京糸井重里事務所」として活動してきた組織が、2016年12月に「株式会社 ほぼ日(ホボニチ)」に社名変更。ちなみに「ほぼ日」という社名は、同社が運営しているWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にちなんでいます。「必ず毎日とは言い切れないが出来るだけほぼ毎日更新できるよう頑張って活動していきます」というゆる~い社訓が込められており、いかにも糸井重里さんらしいユニークなネーミングと言えるでしょう。

インターネットを利用したコンテンツの提供および商品の企画・販売がほぼ日の主事業です。具体的には、自社オリジナルコンテンツをサイト上で更新している「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営、店舗・ギャラリー・イベントスペース「TOBICHI」の企画・運営、犬や猫の写真を投稿するSNSアプリ「ドコノコ」の運営などを行っています。

サービスを通じて集客を行い、オリジナル手帳「ほぼ日手帳」をはじめとした文具・日用雑貨等を販売。最近では多くの会社がサイト上に掲載した広告で収益をあげている中、同社はオリジナル商品の販売で勝負しているところにクリエイターの心意気を感じます。

ほぼ日はソリューションビジネスやビッグデータの解析など大掛かりな事業を展開しているわけではありませんが、退屈な日常生活に刺激を与えてくれる調味料のような存在として多くのユーザーから慕われています。この不思議な存在感こそ、今の世の中に必要な要素と言えるのではないでしょうか。

ほぼ日の業績

事業形態的に突出した成長性は見込みづらいものがありますが、非常に安定した収益モデルを確立している印象を受けます。自己資本比率も非常に高く、経営状況は全く問題なさそうです。新規上場で調達した資金を既存サービスの拡充や新事業立ち上げに充てれば、さらなる事業拡大に期待できそうです。

2014年8月期 2015年8月期 2016年8月期
売上高 7億1800万円 32億4400万円 37億6800万円
経常利益 -1億200万円 4億700万円 5億300万円
当期利益 -6400万円 3億400万円 3億500万円
純資産 14億7100万円 17億7400万円 19億8600万円

総括

ほぼ日のIPOは、糸井重里さんが代表を務めている会社の上場とあって他社より話題性において秀でています。糸井重里さんといえば、もののけ姫の「生きろ。」に代表されるスタジオジブリのアニメーション映画作品のキャッチコピーで有名です。また、木村拓哉さんが出演していたスーパーファミコンソフト・MOTHER2のCMで使われた「おとなもこどもも、おねーさんも」や、井上陽水さんが出演していた日産セフィーロのCMの「くうねるあそぶ」など、どこかで聞いたことのあるキャッチコピーの多くが糸井重里さんの発案であることに驚かされます。

主要大株主には90日間1.5倍のロックアップ。ほとんど従業員等の関係者が保有しており、ベンチャーキャピタルの売り圧力を懸念せずに済むので、安心て購入できる魅力もあります。株式の世界では話題性こそ株価上昇の好材料となるので、強気で申し込んでみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

主幹事はみずほ証券。その他、SBI証券マネックス証券、SMBC日興証券、岡三証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、丸三証券、SMBCフレンド証券などでも申し込むことができます。

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