2015/10/29

020ソリューション事業のアイリッジ。新規上場初値は大幅プラス予想で注目度大!

東証マザーズにおいて、「アイリッジ」(証券コード3917)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は1150円、仮条件は1150円から1200円、ブックビルディング期間は6月30日(火)から7月6日(月)までです。

大手予想会社では初値を2600円から3000円程度と、大幅なプラスリターンの予想をしています。アイリッジは企業の020(オンラインtoオフライン)支援を行う企業です。

本社は東京都千代田区紀尾井町4-13マードレ松田4Fに所在し、トーマツが監査法人となっています。

アイリッジ(020ソリューション事業)が新規上場します

020ソリューション事業を主たる業務とするアイリッジの新規上場が行われます。

アイリッジは

従業員数31人、
社員の平均年齢33.4歳、
社員の平均勤続年数1.9年、
平均給与額およそ610.0万円

の企業です。アイリッジではスマートフォンを利用した020支援事業を行っています。

消費者のスマートフォンに自社ソリューションを組み込んだアプリにより情報を提供することによって、販売の促進や集客の向上に貢献します。

現在ではスマートフォンが幅広く普及したため、一般消費者はいつでもどこでも手軽にインターネットを利用することが可能になりました。

さらに企業は位置情報を活用することで、店舗から一定の距離や時間内に存在する消費者に限定してコミュニケーションを図ることも可能となっています。

このようなスマートフォン環境の整備や充実に伴って、近年では企業の020ソリューション事業への関心や注目が高まっています。

インフラ環境を積極的に活用して効果的な020支援を実現するために、アイリッジでは

「020ソリューション(情報を伝えるためにソリューションを効果的に利用する)」

「020企画力(来店や購入をしたくなるような魅力的な情報を発信する)」

を重視した事業展開を行っています。

サービスの基本となる020ソリューションの提供を行いながら、さらに効果的な020を実現するための統合的な運用や企画の支援を行うことにより、他社との競争力を高めていることが大きな特徴となっているのです。

020プラットフォーム「popinfo」について

アイリッジでは「popinfo」を020ソリューションのプラットフォームとして提供しています。

「popinfo」は様々な基本機能を備えたプラットフォームであり、クーポン管理機能、ポイント管理機能、会員証機能、ユーザー管理機能、企業の集客や販売の促進のために必要な情報配信機能などを利用することができます。

企業は「popinfo」を一般ユーザーに提供するアプリに組み込むことにより、アプリを利用するユーザーに対して各種の情報配信を行うことができるのです。

平成27年4月において300以上のアプリに「popinfo」は導入されていて、そのユーザーは2150万人を超えています。

商業施設、交通機関、金融機関などの幅広い業種の企業がユーザーとのコミュニケーションツールとして導入しているのです。

具体的には三井ショッピングパーク、三井住友VISA太平洋マスターズ、東急、阪急阪神おでかけアプリ、三菱東京UFJ銀行、トヨタカローラ神奈川、トリンプ、ジーユーなどが「popinfo」を導入しています。

「popinfo」は新規のアプリを開発する際にこれを組み込むこともできますが、既存のアプリにASPサービスのために組み込むことも簡単ですので、企業の状況などに応じた柔軟な対応が可能となっています。

企業やユーザーは必要な機能や情報を一元化してアプリで管理できますし、クーポン管理機能、ポイント管理機能、会員証機能、ユーザー管理機能などを自由に利用することができます。

また企業が既に保有している売上管理システム、ポイント管理システム、会員データベースなど連携することも可能です。

クライアントのサーバーとシステムを連動させることで情報の自動配信を行うことができますし、またユーザー管理画面から手動で情報配信を行うこともできます。

さらに位置連動型プッシュ通知機能を活用して「位置情報×時間×属性」を組み合わせることにより、ターゲットとなるユーザーが目的となる商業施設などのエリアに近づいた時点で必要な情報を配信することなども可能になります。

iBeacon、Bluetooth、Wi-Fi、GPSなどに対応していますので、店舗周辺のユーザーに限定した情報配信や、あるいは目的とする店舗に誘導するような情報配信などを行うことも可能なのです。

現在は

「販売促進や集客の向上のための各種クーポンの配布」
「観光スポットに関する情報」
「災害情報・交通遅延情報」
「株式・為替等マーケット情報」

などを中心とした配信を行っており、多くのユーザーが様々なシーンで各種の情報を活用しています。

アイリッジでは「popinfo」を利用ユーザー数に応じた従量制のサービス利用料により提供しています。

また導入企業からは毎月一定額のシステム保守料の支払を受けていますし、その他にはアプリに「popinfo」を組み込んだり機能を追加したりする際の開発費収入や、サービスの導入などに関するコンサルティング収入なども獲得しています。

アイリッジでは顧客企業のアプリに「popinfo」を組み込むことや、その後の運用や保守などの支援を継続的に行うことなどによって、収益の安定的な確保に努めているのです。

業績の推移について

アイリッジの業績については、売上高は美しい右肩上がりとなっています。

また経常利益や純利益については年度による減益などもありますが、トータルでは右肩上がりの成長が続いています。

営業キャッシュフローは純利益を上回る年度と下回る年度があるようです。前期末における自己資本比率は82.0%、自己資本利益率は5.2%です。


市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いている状況であればインデックスの高いリターンが期待できるようです。東証マザーズでは安定した上昇トレンドが継続しています。

上場規模について

最大で4.36億円ですから、アイリッジの新規上場の規模は東証マザーズとしてもかなり小型だといえます。上場規模が小さい方が初値は高くなることが多いようです。また公開比率については14%で低めです。

公開比率が低い方が高い初値リターンを期待できます。売出しが公募株式数に占める割合は24%です。

90日間のロックアップが

三菱UFJJキャピタル3号投資事業有限責任組合、

みずほキャピタル第3号投資事業有限責任組合、

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社DGインキュベーション

に対して設定されています。ロックアップの解除は1.5倍で行われます。

また同様に90日間のロックアップが売出人かつ貸株人である小田健太郎に対して設定されています。こちらについてはロックアップの解除条項などは特に設定されていません。

さらにアイリッジでは制度ロックアップとして継続所有等の確約を、上場前の第三者割当等による割当を受けた者である

TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合、KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合、

株式会社クレディセゾン、DGI社、英一樹、黒瀬翼との間で行っています。

アイリッジのIPOについてまとめてみました

アイリッジは020支援をスマホアプリを利用して行うIT系企業ですから、業種の面からは高いIPO人気が期待できるはずです。

近年ではスマートフォンの普及によって、インターネットを利用する人の数が爆発的に増加しています。

企業にとって020(オンラインtoオフライン)ソリューションへの対応は特に重要な課題となっており、今後の需要の増加が予想されているのです。

さらに東証マザーズとしてもかなり小型である4.36億円という上場規模も有利な条件となります。これらから総合的に判断すると、初値については大幅なプラスリターンを予想することができるでしょう。

野村證券が主幹事であり、その他には東海東京証券、極東証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、エース証券、SBI証券、大和証券、みずほ証券でも申し込むことができます。

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