2015/10/26

コマース事業・プラットフォーム事業のHamee(ハミィ)のIPO、初値はプラスリターンと予想!

東証マザーズにおいて、「Hamee(ハミィ)」(証券コード3134)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は2530円、仮条件は2230円から2530円、ブックビルディング期間は4月1日(水)から4月7日(火)までです。

ちなみに大手初値予想会社では4400円から5000円程度の初値となることを予想しています。

Hameeでは「happy mobile, easy e-commerce」のビジョンを掲げ、「より“e”世界につながるもっと“e”を創造する。」という経営理念に基づいたコマース事業及びプラットフォーム事業の展開を行っています。

本社は神奈川県小田原市栄町2-9-39小田原EPO5Fに所在し、新日本有限責任監査法人がHameeの監査法人を務めています。

Hamee(コマース事業・プラットフォーム事業)が新規上場します

コマース事業・プラットフォーム事業を主たる業務とするHameeの新規上場が行われます。

Hameeは

従業員数102人
社員の平均年齢31.9歳
社員の平均勤続年数4.3年
平均給与額およそ494.4万円

の企業です。

Hameeでは「happy mobile」を実現することを目指し、

コマース事業として携帯電話・スマートフォン向けアクセサリーのデザイン・企画・卸販売及びインターネット販売を行っています。

また「easy e-commerce」を実現することを目指して、プラットフォーム事業としてEC事業者向けクラウドマネジメントプラットフォームの開発・提供なども行っています。

コマース事業について

コマース事業としては、日本国内にEC店舗を12店舗

(自社ドメイン1店舗、ヤフーショッピングで3店舗、楽天市場で4店舗、アマゾンで1店舗、DNAショッピングモールで1店舗、その他小規模店舗2店舗)

展開し、主にモバイルアクサセリー等の販売をインターネット上で一般消費者向けに行っています。

UXを重視した店舗運営を行い、UXの向上のための専門チームが様々な施策を実施しているのです。

また外注をせず自社においてコールセンター業務を行うことなどにより、業務の効率化や顧客満足度の向上にも力を入れています。

卸売り事業としては大手家電量販店・大手雑貨量販店・インターネット販売を行うECサイトなどに対してモバイルアクセサリーの卸売りを行っていますし、

また海外の顧客に対してはEC店舗を9店舗

(自社ドメイン英語サイト1店舗、アメリカeBay4店舗、海外アマゾン4店舗)

展開し、海外向けインターネット販売を行っています。

プラットフォーム事業について

プラットフォーム事業としては、インターネット通販をインターネット上のショッピングモールなどで展開するEC事業者に向けて、

「ネクストエンジン」というネットショップ運営のための各種業務を一元管理することができるASP・クラウドサービスの開発と提供を行っています。

ネクストエンジンはクラウド型の支援システムであり、

商品ページ一括アップロード・在庫自動連携・受注伝票一括管理・メール自動対応などの各種機能を提供することにより、EC事業者の経営効率向上のために貢献します。

また複数ショップの在庫数表示を同期させたり、複数ショップの管理を一元化することなどもできますので、

特にネットショップを複数運営するEC事業者にとってはメリットが大きいといえるでしょう。

ネクストエンジンはユーザー(EC事業者)が受注した件数に応じた従量課金制であり、ユーザーが行う事業の規模に応じた料金体系を採用しています。

各種カスタマイズや専用サーバープランなどについては個別料金制を適用していますし、ネクストエンジン上で利用できる各種のアプリについては、定額料金制(一部は従量課金制です)を適用しています。

さらにAPIを平成25年12月に公開したことによりネクストエンジンのプラットフォーム化が実現し、

自社及び外部ディベロッパーが開発した各種アプリのネクストエンジン上における展開が可能となりました。

これによりネクストエンジンの顧客のニーズに応じた各種カスタマイズが容易になり、大規模なEC事業者から小規模なEC事業者までの幅広いユーザーに対するサービス提供が可能になったのです。

業績の推移について

Hameeの業績については、売上高と経常利益は美しい右肩上がりの成長が続いています。

また純利益については年度によるばらつきなどもありますが、トータルでは右肩上がりとなっているようです。

営業キャッシュフローは純利益を上回る年度と下回る年度とがあります。2014年3月期における自己資本比率は38.9%、自己資本利益率は20.7%です。

市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていればインデックスの高いリターンが期待できるようです。

日経平均やTOPIXでは高騰が続いているのですが、東証マザーズ指数については12月をピークとして以降は下降トレンドが継続しているようです。今後の資金流入による反転上昇が期待されます。

上場規模について

最大で11.5億円ですから、Hameeの新規上場の規模は東証マザーズの上場としてはやや小型です。

上場規模が小さい方が初値が高くなることが多いようです。また公開比率は25%で標準的です。また売出しが全体に占める割合は22%と低めです。

ロックアップが

AOI株式会社、北村和順、樋口知成、樋口久美子、

樋口敦士、鈴木淳也、三尋木準、水島育大、中根正登、小俣勇次

に対して90日間設定されています。

株主優待について

スマートフォン関連のグッズ販売を行うHameeは、株主優待とも親和性が高いといえるでしょう。

今後の株主優待の新設を期待したいところです。スマートフォン関連企業としてはエレコムなども株主優待を積極的に行っています。

最近の企業としては健康コーポレーション、コロワイド、クリエイト・レストランツ・ホールディングスなども株主優待を上手に活用して企業の成長のために役立てているようです。

Hameeにも年間5000円程度の株主優待があれば、株価の上昇のために大きなプラスとなるはずです。

HameeのIPOについてまとめてみました

Hameeは各種モバイル関連のコマース事業やプラットフォーム事業を行うIT関連企業ですから、IPOにおいてもそこそこの人気が期待できるでしょう。

また上場規模が11.5億円で東証マザーズとしても小型であることなども有利な条件となります。

需給が良好であることなども含めて総合的に判断すると、初値についてはプラスリターンとなることが予想されるでしょう。

みずほ証券が主幹事であり、その他にはマネックス証券、岡三証券、SMBC日興証券、SBI証券、野村證券でも申し込むことができます。

特にマネックス証券は完全抽選制による配分を行っていますので、資金量が小さい個人投資家にはおすすめです。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
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