2015/10/15

アドベンチャーのIPO投資スタンスは「強気」です!

東証マザーズにおいて、「アドベンチャー」(証券コード6030)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は2300円、仮条件は2300円から2500円、ブックビルディング期間は12月2日(火)から12月8日(月)までです。

アドベンチャーは各種航空券や旅行券の販売を行う企業であり、ユーザーのニーズに応えるオンライン旅行会社として海外航空券、国内ツアー、LCC、各種アクティビティなどの様々な旅行関連商品を取り扱っています。

渋谷ヒカリエの近くとなる東京都渋谷区渋谷三丁目15-3に本社があります。またトーマツが監査法人となっています。

アドベンチャー(格安航空券・各種旅行商品等販売事業)が新規上場します

格安航空券・各種旅行商品等販売事業を主たる業務とするアドベンチャーの新規上場が行われます。

アドベンチャーは

従業員数15人
社員の平均年齢32.9歳
社員の平均勤続年数1.7年
平均給与額およそ455.2万円

の企業です。アドベンチャーはオンライン旅行会社として「Skyticket」「WannaTrip」の運営を行っています。

国内外の格安航空券や海外及び国内ツアーを中心とする各種旅行商品を取り扱うのが「Skyticket」であり、オンラインで予約などを行うこともできます。

アドベンチャーでは正規割引航空券(PEX運賃)と格安航空券(IT運賃)の両方の取り扱いを行っています。

このことにより様々な種類の海外航空券の取り扱いが可能となり、世界各国のユーザーを対象とした幅広い販路を獲得しているのです。

また海外現地ツアーや海外アクティビティなどを取り扱うのが「WannaTrip」です。

他社では取り扱わない珍しい商品の取り扱いを行い、遺跡ツアーやスキューバダイビングツアーなど1000種類以上の商品を取り扱うことで他社との差別化を図っています。

アドベンチャーが行う事業の特徴について

横断検索機能について

アドベンチャーでは横断検索機能を利用することができます。

横断検索を行うことで日本の国内空港発着以外の航空券の購入も可能になりますし、さらに世界各国の航空券を検索することができます。

搭乗日・出発時刻・到着空港名のみを指定すれば条件に合致した航空会社を一度に検索して表示することができますので、わざわざ航空会社のフライトスケジュールを確認しなくても大丈夫なのです。

アドベンチャーでは大手航空会社はもちろんですが、海外資本の航空会社やリージョナル航空会社やLCCなどを含めた国内外の様々な航空会社の取り扱いを行っています。

顧客は様々な航空券の中から自分の条件に合致した最適なものを選ぶことができますし、また海外航空券については手数料なしで購入することができるのです。

さらにアドベンチャーでは「リピーター割引サービス」を2回目以降の利用者を対象として行うことにより、既存顧客の囲い込みなどにも力を入れています。

多言語展開について

市場のボーダレス化や訪日外国人の増加に対応するために、アドベンチャーでは「Global Online Travel Agent」として多言語化に積極的に取り組んでいます。

特に「WannaTrip」においては言語を18カ国語に翻訳することにより、世界各国におけるサービス展開を実現しているのです。

現在ではインターネット社会の発展により手軽に世界中の情報を閲覧することができるのですが、情報のほとんどは英語などの一部の言語に集約されているため、依然として利用言語による情報の格差や障害などが存在しています。

アドベンチャーでは特に自社サービスの多言語化に力を入れていますので、世界各国の顧客が言語によるストレスを感じることなく自由にサービスを利用することができるのです。

また最近では中国人顧客からの問い合わせの増加に対応するために、中国人スタッフの増員なども行っています。

システムの内製化について

アドベンチャーでは積極的に経験豊富なエンジニアを採用することにより、システム開発工程の大部分を内製化しています。

そのため新製品の販売などにも正確に対応することができますし、またシステムトラブルや仕様変更などが発生しても迅速に対応することができるのです。

またメタ情報をXMLを活用することで一元的に集中管理し、世界中で公開されている様々なAPIにアクセスすることで様々なデータを取り込むことで、顧客がリアルタイムで希望する商品を検索することができる効率性の高い利用環境を実現しています。

業績の推移について

アドベンチャーの業績については、売上高は長期間の低迷が続いていたのですが、平成24年6月期以降は右肩上がりの成長が続いています。

また経常利益や純利益についても赤字でしたが、平成25年6月期に純利益が、また平成26年6月期には経常利益が黒字に転換しました。

営業キャッシュフローについても現在は純利益を上回るプラスとなっています。自己資本比率は4.7%、自己資本利益率は292.5%です。


市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていれば高いリターンが期待できるようです。

東証マザーズ指数は10月中旬を底として上昇を続けています。11月に若干の調整がありましたが、今後については再度上昇傾向が期待できるでしょう。

上場規模について

最大で8.7億円ですから、アドベンチャーの新規上場の規模は東証マザーズの上場としても小型だといえるでしょう。上場規模については小さい方が初値が高くなることが多いようです。

また公開比率は17%とやや低めです。ロックアップについては八木理恵子、宮前幸央、中村俊一に対して90日間設定されています。ロックアップの解除は1.5倍です。

アドベンチャーのIPOについてまとめてみました

アドベンチャーは旅行関連のネット企業です。国際化に対応して多言語展開に力を入れていることなどにより、高いIPO人気が期待できます。

また上場規模が小型であることや公開比率が低いことなども有利に働くでしょう。

一方で多くのIPOが集中する上場スケジュールについては若干の注意が必要です。初値については大幅なプラスリターンとなることが予想されています。

大和証券が主幹事であり、その他にはSMBC日興証券、SBI証券でも申し込むことができます。

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