2015/10/15

飲食事業の「ヨシックス」。IPO人気は若干イマイチかも…?

東証JASDAQスタンダードにおいて、「ヨシックス」(証券コード3221)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は2490円、仮条件は2490円から2600円、ブックビルディング期間は12月4日(木)から12月10日(水)までとなっています。

ヨシックスでは飲食事業(居酒屋チェーンの直営・フランチャイズによる店舗展開)や建装事業(飲食店建築など)などを行っており、本社の所在地は愛知県名古屋市東区徳川町502になります。またあずさ監査法人が監査法人です。

ヨシックス(飲食店サービス事業)が新規上場します

飲食店サービス事業を主たる業務とするヨシックスの新規上場が行われます。

ヨシックスは

従業員数404人
社員の平均年齢36.6歳
社員の平均勤続年数2.4年
平均給与額およそ336.0万円

の企業です。

ヨシックスでは

「“あたりまえや” を当り前に」
「元気を持ってかえってもらう店なんやで」
「赤ちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」

という企業理念に基づいた店舗作りを行っています。

笑顔の接客、清潔感、元気な声だしなどの接客を当たり前に行うことに力を入れているのです。

自社において居酒屋の業態開発を行い、直営店として店舗展開を進めています。また一部には社員独立制度を活用したフランチャイズ店舗も存在します。

ヨシックスでは独自のレシピや全ての店舗にオープンキッチンを採用することなどによって、味覚的にはもちろん視覚的や聴覚的にも楽しむことができるメニューを提供しています。

ヨシックスは関東、中部、関西、九州などを中心として、東は千葉県から西は熊本県までの幅広い地域を出店対象としています。

ヨシックスではいわゆる駅前の1等地ではなくその周辺の1.5等地や2等地に該当する場所に出店を行うことによって、地域に密着した店舗展開を行いながら固定費を抑制してコストを削減しているのです。

またヨシックスでは建装事業なども行っていますが、これはヨシックスの代表取締役社長である吉岡昌成が創業した「株式会社ヨシオカ建装」を吸収合併して、ヨシックスの事業の一部としたものなのです。

飲食店店舗の設計や施工管理などを中心とした事業展開を行い、また当該建装事業を活用することによりヨシックスでは低コストによる新規出店や業態転換を行うことを可能としているのです。

出店や撤退に関する迅速な意思決定や早期における投資資金の回収などによって、ヨシックスでは機動的な店舗展開を実現しています。

業績の推移について

ヨシックスの業績については、売上高は右肩上がりで美しく増加しています。

一方で経常利益や純利益は年度によってまちまちですが、今期第2四半期の時点では過去最高益を記録しています。

営業キャッシュフローは純利益を大きく上回るプラスです。自己資本比率は51.1%、自己資本利益率は23.5%となっています。


市場トレンドについて

初値については、インデックスの上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていると高いリターンが期待できるようです。10月を底として好調な展開が東証東証JASDAQスタンダードでは続いています。今後は9月に記録した年初来高値の更新が期待できそうです。

上場規模について

最大で10.7億円ですから、ヨシックスの新規上場の規模は東証JASDAQスタンダードとしては標準的なものになります。一般的には上場規模が小さい方が初値は高くなるという傾向があるようです。

また公開比率については17%でやや低めです。

吉岡昌成、吉岡光代、吉岡裕太郎、有限会社吉岡

に対してはロックアップが90日間設定されています。

また渥美俊彦にもロックアップが90日間設定されていますが、こちらは1.5倍でロックアップが解除されます。

吉岡といえば「宮本武蔵VS吉岡一門」を思い浮かべますし、渥美といえば「男はつらいよ」を思い浮かべますが、いずれもヨシックスとは無関係です。

ヨシックスのIPOについてまとめてみました

ヨシックスは飲食店事業というありふれた業務内容の企業です。

また関ジャニ∞のメンバーの父親が経営する「鳥貴族」のような話題性もありません。

ジャニーズファンの女性がIPOに応募したり株主総会に出席したりすることは期待できませんので、当然IPO人気は低くなります。

また多くの企業のIPOが連続する上場スケジュールであることについても注意が必要です。地味で目立たないヨシックスのような銘柄は期待薄となってしまいます。

ただし上場規模が小さく公開比率が低いことはプラス評価です。初値については公開価格近辺となることが予想されています。

また今後については株主優待などの新設を期待したいところです。

野村證券が主幹事であり、その他には安藤証券、マネックス証券、SMBC日興証券、みずほ証券、岡三証券、東海東京証券、エイチ・エス証券、高木証券、エース証券、日本アジア証券、SBI証券などでも申し込みが可能です。

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