2015/10/15

様々なジャンルの容器を製造する竹本容器が新規上場!初値プラスの可能性は五分五分か

東証2部において、「竹本容器」(証券コード4248)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は880円、仮条件は880円から900円、ブックビルディング期間は12月2日(火)から12月8日(月)までとなっています。

竹本容器では「内容物を安全に包み保存する容器や、商品の価値や個性を強める容器」の製造・販売を「日本と世界の器文化に貢献する」という経営理念に基づいて行っています。

本社は首都大学東京晴海キャンパス、聖路加国際大学、築地市場などに近い東京都台東区松が谷2-21-5に所在し、新日本監査法人が監査法人です。

竹本容器(各種容器類製造・販売事業)が新規上場します

各種容器類の製造・販売を主たる業務とする竹本容器の新規上場が行われます。

竹本容器は

従業員数322人
社員の平均年齢36.4歳
社員の平均勤続年数10.0年
平均給与額およそ426.1万円

の企業です。

竹本容器ではプラスチック・ガラス容器の企画から開発、製造、販売などを行っています。

またプラスチック容器の原料となる材料の販売も行っています。

主な顧客層は

化学・医薬品事業者、日用品・雑貨品事業者、

一般食品・健康食品事業者、化粧品、美用品事業者

などであり、日本国内はもちろんアメリカや中国など世界中の企業との取引を行っています。

現在(第63連結会計年度)の取引先数は竹本容器グループ全体で4716社です。

通常顧客の要望に応えるための容器を製作するためには、あらかじめ容器の型となる「金型」を制作することが必要です。

しかし金型の制作には多大な費用と時間が必要であるため、顧客の負担が増加してしまうことになります。しかし竹本容器ではあらかじめ基本となるスタンダードな金型を2657種類(平成26年9月現在)用意しています。

この基本となるスタンダードな金型から作られる容器製品(押し出しチューブ、プラスチックボトル、ディスペンサーなど)を竹本容器では総称して「スタンダードボトル」と呼んでいるのですが、このスタンダードボトルを活用して顧客の要望に応じた印刷や着色などを施せば、短期間で独自性の高い容器を顧客の要望に応じて小ロットから提供することができるのです。

また顧客の要望に応じて、特別注文による独自の金型の作成なども行っています。顧客の要望に合わせた最適な包装容器を提案することにより、竹本容器は国内外の様々な顧客の支持を集めているのです。

業績の推移について

竹本容器の業績については、売上高は微増が続いているようです。また経常利益や純利益はここ最近の年度については安定した数字を残しています。

営業キャッシュフローは純利益を超えて大きくプラスとなっています。2013年12月期における自己資本比率は38.3%、自己資本利益率は28.9%です。


市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていれば高いリターンが期待できるでしょう。東証2部では10月をボトムとして上昇が続いています。ただし東証1部(TOPIX)と比較すると上値は重いようです。

上場規模について

最大で7.6億円ですから、竹本容器の新規上場の規模は東証2部の上場としても小さめだといえるでしょう。

上場規模については小さい方が初値が高いことが多いようです。また公開比率は15%とやや低めです。

竹本茂樹、竹本雅英、竹本真理、竹本えつこ、竹本笑子、竹本亮子、竹本力、

竹本容器若竹持株会、株式会社三菱東京UFJ銀行、第一生命保険株式会社、

三菱UFJキャピタル株式会社、山本健人、深澤英里子、丸山正基、佐藤衛、

三浦智恵子、山本恵子、鳥飼茂、山本勝人、伊藤茂光、二宮洋、金子豊、

深澤隆弘、三浦幸徳、柳原光浩、藤森宏、菅井信二、原田耐、

湯本英雄、福田正、中井裕之、中川正人

に対してはロックアップが90日間設定されています。1.5倍でロックアップは解除されます。

竹本容器のIPOについてまとめてみました

竹本容器は各種容器類の製造販売という地味な業種であり、また東証2部上場ということもありIPO人気はイマイチのようです。

東証2部上場銘柄については、機関投資家による大量のマネー流入を期待することも難しいでしょう。

今年に入ってからの東証2部銘柄のIPOについては

ヤマシンフィルタが+19.6%、
日本BS放送が+6.6%、
日本ビューホテルが-2.3%、
OATアグリオが-6.3%、
丸和運輸機関が-8.8%

という結果になっています。

また数多くの企業のIPOが集中する上場スケジュールであることもマイナスポイントです。

初値については上場規模が小型であることも考慮して公募価格付近が予想されていますが、若干のマイナスも否定できません。

ただしPBRは1.14倍、PERは8.28倍ですから、上場後の値動きについては安定したものが期待できるはずです。三陽貿易のような人気銘柄になる可能性も十分にあるといえるでしょう。

大和証券が主幹事であり、その他にはSMBCフレンド証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルスタ証券、みずほ証券、野村證券、SBI証券などでも申し込むことができます。

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