2015/10/15

モバイルオンラインゲーム開発・運営事業を運営する「gumi」が新規上場!投資の参考情報を徹底分析しました!

東証1部において、「gumi」(証券コード3903)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は3300円、仮条件は3000円から3300円、ブックビルディング期間は12月2日(火)から12月8日(月)までとなっています。

gumiではグローバル産業化しつつあるモバイルオンラインゲームの開発や運営を行うことにより、情報化社会における世界ナンバー1のエンターテイメント企業になることを経営ビジョンとして、

「人と人との関係を繋ぎ、世界共通の話題をエンターテイメントを通じて提供することにより、日々の生活に新しい楽しさと豊かさを提供する」

という企業理念の実現を目指しています。

本社の所在地はパークハイアット東京、新宿中央公園、都庁などの近くである東京都新宿区西新宿4-34-7になります。新日本有限責任監査法人が監査法人です。

gumi(モバイルオンラインゲーム開発・運営事業)が新規上場します

モバイルオンラインゲームの開発や運営を主たる業務とするgumiの新規上場が行われます。

gumiは

従業員数260人
社員の平均年齢32.9歳
社員の平均勤続年数1.7年
平均給与額およそ546.4万円

の企業です。

gumiでは世界各国のユーザーに対して、国籍や性別や年齢などを問わず自由にユーザー間のコミュニケーションを行うことができる革新的なモバイルサービスを提供することを目標としています。

現在では国内における開発子会社3社に加えて、中国・韓国・台湾・シンガポールなどのアジアや、米国・カナダ・フランス・スウェーデンなどの欧米などに海外子会社を設けています。

通信環境やユーザー嗜好などに合わせたローカライズを行いながら世界各国に配信することができるノウハウを有することにより、複数のゲームコンテンツを開発・運用できる体制を確立しているのです。

またgumiではコンテンツの開発や配信について戦略的なアライアンスを

盛大遊戯有限公司、フジ・メディア・ホールディングス、

LINE、セガネットワークス、Ankama Games SAS

などとの間で結んでいます。

現在のgumiの売上高構成比率は、ネイティブアプリサービスが62.7%、ブラウザゲームサービスが32.4%、パブリッシングサービスが4.9%となっています。

それぞれのサービスが提供するゲームコンテンツは基本的には無料でプレイを行うことができますが、ゲーム内において一部のアイテムを有料で提供する課金システムによって収益を獲得するビジネスモデルを展開しています。

現在のモバイルゲーム業界においては定番の手法だといえるでしょう。

ネイティブアプリサービスについて

ネイティブアプリサービスは、モバイルアプリ配信プラットフォーム(Apple Inc.が運営する「App Store」やGoogle Inc.が運営する「Google Play」など)に対してゲームコンテンツの提供を行うサービスです。

平成26年10月の時点においてgumiでは17タイトルのゲームの提供を行い、2215万件の累積ダウンロード数を記録しています。

現在の主力人気タイトルは「ブレイブフロンティア」です。

キャラクターの育成やシナリオやバトルなどが楽しめるファンタジー世界を舞台とした本格RPGであり、英語版・欧州版・韓国版などの配信も行っています。

平成26年10月の時点で日本語版408万件、海外版1378万件の累積ダウンロード数を記録しています。

ブラウザゲームサービスについて

ブラウザゲームサービスは、モバイル・ソーシャル・ネットワーキングサービス(ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」やグリーが運営する「GREE」など)にゲームコンテンツの提供を行うサービスです。

平成26年10月の時点においてgumiでは6タイトルのゲームの提供を行い、323万件の累計登録者数を記録しています。

現在の主力人気タイトルは「ドラゴンジェネシス」です。

カードバトルRPGであり、壮大でファンタジックな世界観とシナリオが特徴となっています。

「ドラゴンジェネシス」は平成25年4月以降、「Mobage」「GREE」「dゲーム」向けの配信を続けています。平成26年10月の時点における累計登録者数は88万件です。

パブリッシングサービスについて

パブリッシングサービスはゲームコンテンツの多国展開を提供するサービスです。

gumiが保有するグローバルな海外販売拠点網を活用して、ゲーム内容や言語などを各国向けに最適化するローカライズを行った上で、各国のユーザーに対するゲームコンテンツの提供を行います。

平成26年10月の時点においてgumiでは6タイトルのゲームの提供を行い、844万件の累計ダウンロード数を記録しています。

現在の主力人気タイトルは「パズルボブル」です。

パズルボブルは「タイトー」が開発したゲームですが、gumiがローカライズを行うことにより平成26年5月から「Kakao Talk」向けに韓国版の配信を行っています。

現在の累計ダウンロード数は323万件であり、さらに北米配信の契約の締結なども行われています。また平成26年6月には資本業務提携をセガネットワークスとの間で締結しました。

セガネットワークスが日本国内で展開しているゲームタイトルを、gumiのネットワークを通して世界各国に配信していくことが決定しています。配信の第1弾は「チェインクロニクル」となる予定です。

成長戦略について

gumiでは今後さらなる競争の激化が予想される世界的モバイルオンラインゲーム業界において優位な地位を確立することを目的として、パブリッシングサービス及びネイティブアプリサービスに注力していく予定です。

特に

・「オリジナルコンテンツ(ヒットの可能性は低いが大ヒットも期待できるハイリスク・ハイリターンのコンテンツ)」
・「IPコンテンツ(有名なIPを活用して開発を当社グループで行うミドルリスク・ミドルリターンのコンテンツ)」
・「パブリッシングコンテンツ(低コストで開発可能であり相対的なヒット確立が高いローリスク・ローリターンのコンテンツ)」
・「ソーシャルメディア向けコンテンツ(大規模なユーザーベースを有する「Kakao Talk」「LINE」など向けのコンテンツ)」

の4つの領域において、バランス性の高いポートフォリオの構築による強固な財政基盤と高い収益力を実現し、継続的な成長を図ることを目指しているのです。

業績の推移について

gumiの業績については、売上高は美しい右肩上がりとなっています。

特に2013年4月期以降についてはその勢いが加速しているようです。一方の経常利益や純利益については会計期間によってまちまちとなっています。

自己資本比率は59.7%であり、自己資本利益率はマイナスとなっています。

市場トレンドについて

初値については、インデックスの上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていると高いリターンが期待できる傾向があるようです。

東証(トピックス指数)では10月半ば以降堅調な展開が続いていて、年初来高値を更新しています。

上場規模について

最大で450.3億円ですから、gumiの新規上場の規模はかなりの大型だといえます。

一般的には上場規模が小さい方が初値は高くなる場合が多いようです。また公開比率については48%ですのでかなり高めです。

90日間のロックアップが

株式会社アットムービー、ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合、

三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合、NIFSMBC-V2006S3投資事業有限責任組合、

DBJキャピタル投資事業有限責任組合、グリー株式会社、

株式会社コーエーテクモホールディングス、山田進太郎

に対して設定されています。

ロックアップの解除は1.5倍です。

また

NEXT BIG THING株式会社、NG MENG WAH、

佐々木智之、田村祐樹、梅田裕一、川本寛之、

今泉潤、早貸久敏、國光宏尚、高橋英士

に対しても同様に90日間のロックアップが設定されていますが、こちらについては解除条項などは設定されていません。

gumiのIPOについてまとめてみました

最近ではコロプラやミクシィなどが絶好調で高い注目を集めていますが、モバイルゲームを取り扱うgumiもIPOにおける人気業種だといえるでしょう。

広義のクールジャパン関連銘柄であり、高い成長性を期待できることなどもプラス評価となります。

しかし一方で上場規模が大型であることや、各社のIPOが集中する上場スケジュールとなっていることには注意が必要です。

野村證券が主幹事であり、その他にはカブドットコム証券、三菱UFJモルスタ、SMBC日興証券、マネックス証券などでも申し込むことができます。

金熊が断言!IPO投資におすすめのネット証券ランキング

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2015年実績   
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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
6社 10社 10%以上:一人一票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
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