2015/10/15

コンテンツ配信・インターネット通信事業を手掛けるU-NEXTが新規上場!成長性の高さで期待大!?

東証マザーズにおいて、「U-NEXT(ユーネクスト)」(証券コード9418)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は2910円、仮条件は2910円から3000円、ブックビルディング期間は12月1日(月)から12月5日(金)までとなっています。

U-NEXTではコンテンツ配信サービスとインターネット通信サービスによる多彩なエンターテイメントコンテンツを提供することにより、「喜びや感動をもっと自由に」という企業理念の実現を目指しています。

所在地は表参道、原宿、明治神宮などの近くである東京都渋谷区神宮前3-35-2です。監査法人はトーマツとなります。

U-NEXT(コンテンツ配信・インターネット通信事業)が新規上場します

コンテンツ配信サービスとインターネット通信サービスを主たる業務とするU-NEXTの新規上場が行われます。

U-NEXTは

従業員数251人
社員の平均年齢32.1歳
社員の平均勤続年数2.7年
平均給与額およそ487.6万円
の企業です。

U-NEXTではデジタルコンテンツ(映像や電子書籍や音楽など)の配信を行うコンテンツプラットフォーム事業や、通信事業者が提供するインターネット回線(フレッツなど)やインターネット接続サービス(ISP)などを代理店として販売するコミュニケーションネットワーク事業などを展開しています。

前期においては

コンテンツプラットフォーム事業34.8%
コミュニケーションネットワーク事業65.2%

という売上高構成比でした。およそ1対2の比率となります。また今期第3四半期においては、コンテンツプラットフォーム事業の割合が36.1%に増加しています。

コンテンツプラットフォーム事業について

U-NEXTでは、個人向け有料エンターテイメントコンテンツ配信サービスである「U-NEXT」の提供を行っています。

テレビ向けの事業を平成19年に開始し、その後PCやスマートフォンなどのマルチデバイスへの対応を平成24年に完了しました。

配信するコンテンツは

国内外の邦画、洋画、アニメ、ドラマ、バラエティ、

キッズ、ディズニー、WARNARTV、スマホでUSEN、TV局、コミック・書籍

などとなっています。

最近ではDVDやブルーレイの発売と同時に映画の配信を行ったり、またドラマのTV放送の数日後に配信を行うなど、コンテンツの充実に力を入れることによりU-NEXTでは契約者数を着実に増やしているのです。

映像の有料配信サービスの市場は、平成25年においては1159億円(野村総合研究所ITナビゲーターの調査による)の規模となっています。

前年比17.3%の増加であり、今後についても更なる成長が期待できるでしょう。

またその他の映像ソフト市場についてはケーブルTVが4931億円、衛星放送が4510億円、レンタルDVDが2184億円などであり、これらをまとめた市場規模は1億円以上となりますので、これらの市場からのユーザーの移行についても大いに期待することができます。

「U-NEXT」のサービス内容について

個人ユーザーに対して定額の月額料金で見放題のビデオ・オン・デマンドサービスを提供する事業モデルがU-NEXです。

テレビ・パソコン・スマートフォンなどでインターネットを通じて「好きな場所で」「好きな時間に」「好きなだけ」自由にコンテンツを楽しむことができます。

定額見放題では旧作の配信が中心となりますが、これに都度課金型のペイ・パー・ビュー(PPV)方式を組み合わせれば、新作や準新作を含めた幅広いコンテンツの視聴が可能になるのです。

またU-NEXTではOEM事業として、

シネマコンプレックス・通信キャリア・不動産管理会社・家電量販店

などの様々な異業種企業への配信事業を行っています。

提携先の企業の要望に合わせてカスタマイズなどを行うことにより、広告費などを削減しながら安定した収益を獲得できる体制を実現しているのです。

コミュニケーションネットワーク事業について

U-NEXTではコミュニケーションネットワーク事業として、「フレッツ」(NTTが提供するインターネット回線)の販売を行う代理店サービスや、モバイル回線の再販を行うMVNOサービス「U-mobile」などの展開を行っています。

平成25年の時点で固定ブロードバンド回線の加入者は3243万世帯であり、前年比1.0%増でほぼ飽和状態となっています。

しかし光ファイバー回線については加入者は2281万世帯であり、前年比4.9%増と大幅な成長を続けているのです。

U-NEXTではフレッツの販売を事業の中心としながら、さらにU-NEXTを付帯サービスとして提案することでコンテンツと通信回線の総合的なサービス提供を進めているのです。

また販売代理店網を全国に構築することにより、営業活動の拡大によるさらなる事業成長を目指しています。

平成25年度からは新事業としてU-mobile(MVNO)の提供も行っています。NTTドコモの通信回線をフリービット株式会社との提携によって格安で提供しているのです。

U-NEXTの今後の事業展開について

U-NEXTでは個人ユーザーに対してサービスを提供することにより、月額利用料や通話料金などを収受する事業モデルを展開しています。

内容の差別化による更なる収益の拡大を目指して、低価格の料金プランなどの設定にも力を入れているのです。

さらに他の商材との組み合わせによるラインナップを充実させることによって、より付加価値や訴求力を高めていくことを目指しています。

また格安モバイル通信サービスについては、現在全てのモバイル市場(1億5700万契約)の中で格安モバイル通信は1%程度(173万契約)の市場占有率となっていますし、総務省が規制緩和に力を入れていることなどからも、今後の市場の拡大が期待できる分野だといえるでしょう。

平成26年には光回線の「サービス卸」事業をNTTが展開する予定となっています。U-NEXでも卸を受ける光回線と「U-NEXT」「U-mobile」サービスを統合した新規サービスの展開を検討中です。

業績の推移について

U-NEXTの業績については、売上高は美しい右肩上がりの成長が続いています。

経常利益や純利益についてはこれまで赤字の年度が多かったのですが、前期において黒字に転換しました。U-NEXTの業績については今後のモメンタム(勢い)の加速が期待されています。自己資本比率は19.7%です。

市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていると高いリターンが期待できるという傾向があります。

トピックスなどと比較すると東証マザーズでは上値の重い展開が続いていますが、今後については長期的な上昇傾向が期待できるでしょう。

上場規模について

最大で45.5億円ですから、U-NEXTの新規上場の規模は東証マザーズとしては大型だといえるでしょう。

上場規模が小さい方が初値は高くなる場合が多いようです。また公開比率については30%とやや高めです。90日間のロックアップがUNO-HOLDINGSに対して設定されています。ロックアップの解除は1.5倍です。

U-NEXTのIPOについてまとめてみました

インターネットを利用する動画配信サービスは、スマートフォンやタブレットなどの普及によりその需要が拡大しつつあります。

日本では「Hulu」などが有名なのですが、U-NEXTではHuluでは扱っていない国内関連の動画などのジャンルなどにも力を入れています。

またMVNOサービスについては現在は知名度が低いのですが、今後は大手通信キャリアが参入することなどによるモバイル通信のユーザーの移行が予想されています。

NTTのセット割引などの影響もあり、今後2~3年でMVNOサービスは大きく発展する可能性が高いといえるでしょう。

U-NEXTの事業内容には高い成長性が期待できますし、市況が好調であることもプラスの評価になります。

しかし東証マザーズへの上場としては規模が大型であることや、複数のIPOが重複する上場スケジュールなどには注意が必要です。

大和証券が主幹事であり、その他には極東証券、エイチ・エス証券、岩井コスモ証券、東海東京証券、みずほ証券、マネックス証券、SBI証券などでも申し込みが可能です。

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