2015/09/30

FFRI(エフエフアールアイ)のIPO投資スタンスは「強気」です!

東証マザーズにおいて、「FFRI(エフエフアールアイ)」(証券コード3692)のIPO(新規上場)が行われます。

想定価格は1340円、仮条件は1340円から1450円、ブックビルディング期間は9月10日(水)から9月17日(水)までとなっています。本社の所在地は東京都渋谷区恵比寿となっています。

■FFRI(IT系セキュリティ開発事業)が新規上場します

様々な外部脅威からコンピュータ・システムを守る、サイバー・セキュリティの研究開発を主たる業務とするFFRIの新規上場が行われます。FFRIは従業員数48人、社員の平均年齢32.5歳、社員の平均勤続年数2.3年、平均給与額およそ520.7万円の企業です。

FFRIではサイバーセキュリティの研究開発を行い、その研究結果をユーザーに対して様々な形で還元しています。FFRIの強みはマルウェア関連分野やセキュリティ脆弱性分野などであり、スマートフォンや情報家電などの組み込み機器分野におけるセキュリティ技術力の高さがセールスポイントとなっています。

FFRIには「RSA ConferenceCanSecWest」「Black Hat、RSA」などの国際的な権威のあるセキュリティカンファレンスで研究成果を発表したという実績や、これらの分野における脆弱性のクリティカルな発見をしたという実績などがあるのです。

■セキュリティ・プロダクトについて

FFRIではパーペチュアルライセンス(無期限の使用権)またはサブスクリプションライセンス(期限付きの使用権)によって、各種セキュリティ対策製品の販売をしています。

特にパーペチュアルライセンスについては、保守サポートや最新プログラムへのアップデートなどのサービスを有料で提供しているのです。また販売用製品としてサイバーセキュリティ対策システムを開発し、主にSIerやIT系セキュリティーベンダーに対してこれらの権利を販売しています。

主なセキュリティ・プロダクト製品としては、

「FFR yarai(標的型攻撃対策製品)」
「FFR yarai analyzer(マルウェア自動解析ツール)」
「FFR Raven(組み込み機器用セキュリティ堅牢性検査ツール)」
「FFRI Limosa(インターネットバンキングユーザーをターゲットとしたMITB攻撃対策製品)」
などがあります。

「FFR yarai」ではこれまでのパターンファイルに依存しない完全ヒューリスティック検知技術による検知エンジンを搭載しています。従来のウイルス対策製品では難しかった未知の外的脅威からコンピューターシステムを守ることを実現しているのです。

■セキュリティ・サービスについて

セキュリティ・サービスとしてはセキュリティ感度の高い官公庁や企業などを対象として、セキュリティ強化を目的とした独自のサイバー・セキュリティを顧客が運用するネットワークシステムに組み込むための研究開発や、サイバー攻撃を実際に受けた場合のコンピューターシステムのセキュリティ堅牢性調査や分析などに積極的に取り組んでいます。

このほかには

「Android端末セキュリティ分析サービス(Android端末上における様々なセキュリティリスクのチェック)」

「Prime Analysis(セキュリティ上のユーザーが抱える課題に対するコンサルティング)」
「FFRI ExpertSeminar(有償によるセキュリティ技術者向けのトレーニグ)」

などの提供も行っていますし、今後についてはさらに個人向けPCやAndroid端末のためのセキュリティ製品の開発や販売、保守サポートなどにも力を入れていく予定です。

個人向けITセキュリティ製品としては現在ノートン・ウイルスバスター・カスペルスキー・MacAfee・ESETなどがありますし、さらに無料で利用できるAVGやAvast!などもありますので競争が激しい分野だといえるのですが、確実なニーズが期待できる分野でもあります。

■業績の推移について

FFRIの業績については、売上高も経常利益もいずれも右肩上がりです。純利益については一時期僅かな落ち込みがありましたが、現在は美しい右肩上がりがつづいています。平成26年3月における自己資本比率は50.8%、自己資本利益率は28.2%です。

■市場トレンドについて

初値については、上昇トレンドが上場直前3ヶ月間続いていれば高いリターンが期待できるようです。東証マザーズ指数は昂然(こうぜん)たる上昇を続けています。8月前半には10%程度の下落がありましたが、その後持ち直して現在は8月4日につけた高値を突破してさらに上昇を続けています。

■上場規模について

最大で5.1億円ですから、FFRIの新規上場の規模は東証マザーズの上場としても小規模だといえるでしょう。上場規模については小さい方が初値が高くなることが多いようです。また公開比率も20%と標準的です。

ロックアップについては

ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合、
エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ株式会社、
三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合、
三菱UFJベンチャーファンド二号投資事業有限責任組合、
NIFベンチャーキャピタルファンド2005TOKYO投資事業有限責任組合、
NTTファイナンス

に対して原則90日が設定されています。

ロックアップの解除は1.5倍です。また同様に経営陣に対してもロックアップが原則90日設定されていますが、こちらについては解除条項はありません。

■FFRIのIPOについてまとめてみました

FFRIは超小型ネット企業ですので、市況の面からも順調なIPOが期待できるといえるでしょう。ネットセキュリティについては各種ウイルスの猛威やスマートフォンの普及などにより、話題性の高いテーマとなっています。初値については大幅なリターンが予想されています。

野村證券が主幹事であり、SMBC日興証券が副幹事です。またその他にはSBI証券、いちよし証券、岩井コスモ証券、岡三証券、みずほ証券などでも申し込みが可能です。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
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