2015/09/11

IPOはなかなか当たらないのが常識ということはわかっておくべき

ipo_東京証券取引所
株式投資の中でも高確率で、しかも値上がり幅も大きいということでIPOは非常に人気の高い取り引きになっています。これまで上場していなかった企業が証券取引所に株を公開して上場するのですから、それなりに勢いがあるわけです。そんな企業の株価が安いなんてことはまずないわけです。

どれくらい値が上がるかと言えば、1日で30万円の利益を得るなんてことはよくありますし、最近は300%もの値上がりが見られるケースも多いので、投資家の多くがIPOに注目しています。

買い方はIPOを取り扱う証券会社に口座を作り、IPOの情報を掴んだら応募すればいいだけです。あとは抽選などで手に入るのですが、通常の株式取引とは違って、株価の値動きをチャートなどで追ったり、情報収集ののちに分析するといった手間はほとんどないままに高確率で値上がりしますから、とにかくIPOは魅力の固まりです。

しかし、そう簡単には行かないのも事実です。たくさんの投資家がIPOをほしがっています。個人投資家から機関投資家まで、誰もがなんとかして手に入れたいと思っているのです。

しかも、IPOは上場する際にメインでサポートする証券会社が主幹事となって発行数などを決定します。数に限りがあるのです。そこにたくさんの投資家が手を伸ばしてくるのですから、抽選の倍率も高くなってしまいます。

IPOは魅力が高い分、なかなか当たらないというのは常識です。この点はしっかり理解をしておき、例えば今回の応募で落選したからといってがっかりする必要はありません。経済が回っている以上、新しい企業が次々に上場します。また次のIPOを狙ってがんばりましょう。

IPOがなかなか当たらない理由

IPO株がなかなか当たらない具体的な理由を把握しておきましょう。簡単にでもその仕組みを憶えておけば、難関をかい潜ってIPOを手に入れるテクニックが身につくかもしれません。

まず、IPOが発行され、売買が始まる際のシステムを憶えておきましょう。IPOはどの証券会社で買えるものではなく、主幹事や引き受けをする証券会社でなければなりません。主幹事は上場する企業をサポートをしている分、引き受ける株数が最も多い会社です。引き受け証券会社は主幹事以外にIPO株を割り当ててもらって売買を行なう証券会社です。

主幹事も引き受け証券会社も上場する企業によって違います。必ずどこの証券会社がとはなりません。あえてあるとすれば、IPOの主幹事は店頭型証券会社がなることが多いということです。

しかし、そんな証券会社もいくつかあります。

よって、主幹事に口座があってIPOを申し込めれば、割当数が多い分、当選の可能性も高まります。逆に、主幹事にも引き受け証券会社にもなっていない会社で口座を持っていてもIPOにはいつまで経っても当たりません。

実は当たらない最も大きな理由がある

IPOは人気なので、公募数と応募数に差があれば抽選になります。でも、抽選ならば当たるか当たらないかは平等ではないのかと思うかと思います。

しかし、現実には当選確率は決して平等ではないという現実があります。

というのは、IPOは各証券会社の大口の投資家や優良顧客が求めた場合、優先的にそちらに割り当てられてしまうからです。一般的な企業だってそうかと思いますが、優良な顧客には差別化して融通してあげるというのは普通でしょう。証券会社も同じで、取引数の多い大口顧客や機関投資家、今後大口顧客になってくれそうな人には証券会社からの営業ツールのひとつとしてIPOが優先的に配布されてしまうのです。

ただでさえ数が少ない上に競争率の高い狭き門でありながら、実際には思ったほどが応募者に回ってこないので、IPOはやはり入手困難な金融商品ということなのです。

こういった点を踏まえて対策を練っていけば、少しは当選確率を上げられるかもしれません。

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主幹事数 取扱銘柄 ネット配分・抽選方法
6社 10社 10%以上:一人一票の平等抽選
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