2015/08/21

海外FX業者をお勧めできない3つの理由

FXは日本独自の金融取引サービスではありません。世界各国にブローカーが存在しており、口座を開設すれば海外の業者を経由してFX市場に参加することもできます

しかも、海外のFX業者は日本国内のFX業者より遥かに優れたスペックを誇っています

国内のFX業者では最高でも25倍までしかレバレッジを利用できませんが、海外のFX業者なら200~1000倍ものハイレバレッジトレードが可能です。その上、取引口座に入金するだけで投資資金を上乗せしてくれる良心的なボーナスサービスも充実しています。あまり軍資金に余裕のない個人トレーダーでも、巨額取引で一気に莫大な利益を狙える魅力があります。実際、私も過去に海外FX業者を利用していた時期があり、国内のFX業者より圧倒的に高い利回りを実現していました。

しかし、これからFXを始めようと考えている方には、あまり海外FX業者をお勧めすることができません。その理由をご説明しましょう。

レバレッジが高すぎる

業者の取引口座に資金を預け入れると、自己資産より多額の取引を行うことが可能になります。投資金額が増えれば、一回の取引で得られる利益も激増します。このレバレッジこそFX最大の魅力であり、レバレッジ倍率が高いほどトレーダーにとって好都合であるかのように思われます。

けれども、投資金額が増えるほど値動きの予想が外れた際の損失額が高騰するということを忘れてはいけません。ハイレバレッジトレードは、非常にリスクの高い投資です。ほんの数pips動いただけで損益額が数千円~数万円以上変化するため、壮絶なプレッシャーがトレーダーにのしかかり正常な思考力が失われます。

レバレッジやロスカットの基本を知らない初心者がうかつに手を出すと、たった一晩で全取引資産を失う可能性もあります

そもそもレバレッジが規制されたのは投資家を保護するためであり、抜け道を利用して痛い目に遭っても自己責任の範疇です。高レバレッジは、長所であると同時に短所でもある諸刃の剣なのです。

不正が行われている可能性がある

非常に残念な話ですが、海外のFX業者の中には悪質なインチキブローカーが少なからず存在します。

取引口座に預け入れた資産を引き出そうとすると、あれこれと難癖をつけて「出金渋り」が行われる場合があります。数週間~数か月以上待たされたというケースもあり、経営陣の良識を疑いたくなります。

最も悪質な例が、「価格操作」です。複数のブローカーをチェックしてみれば分かりますが、各通貨ペアの為替レート表示は業者ごとに異なる仕様になっています。トレーダーの損失=ブローカーの儲けなので、不正なプラグインを用いてトレーダー側が不利になるように意図的にレートを改変する連中もいるのです。

回線は安定しているのに、突然取引画面がフリーズして注文が遮断されるケースも見受けられます。にわかには信じられない話ですが、数年ほど前に某FX業者が実際に摘発されて大騒ぎになったことがありました。取引システムが明らかに不自然な挙動を示す場合は、イカサマを疑った方が良いでしょう。

トレーダーの資産が保護されていない場合がある

日本国内でFX事業を行う会社は、金融庁に届け出て承認を得なければなりません。信託保全が法律で義務付けられており、もしその会社が倒産しても証拠金が返還されることが保証されています。

その点、海外では日本国内の法律が一切適用されません

無免許のまま事業を展開している会社もあれば、中にはサーバだけ立てて会社そのものが存在していないケースもあります。登記簿の住所に実際の拠点が存在しないということは、万一その業者が破産したり社員が資金を持ち逃げしたりしたら、私たちの資産が戻ってこない恐れがあるということでもあるのです。

その時、あなたは一人でトラブルを解決できる自信がありますか?


このような背景があり、金融庁も海外FX業者への警戒を年々強めています。最近では、日本人トレーダーを締め出す海外FX業者が増えてきており、資産運用に使えなくなってきているのが実情です。

せっかく苦労してFXで稼いでも、そのお金が消滅してしまったら意味がありません。FX業者を選ぶ際は、何よりも安全性と信頼性を重視することが大切です。

もちろん全ての海外FX業者がいかがわしい存在というわけではありませんが、ビギナーは国内の業者を選んだ方が無難と言えるでしょう。

→信頼性の高いオススメ国内FX業者

          

金熊が断言!必ず持つべきFX口座はこの2社だ!!


米ドル円スプレッド0.3銭原則固定でトレードコストを抑えつつ、約定スピードが早く指定した注文レートで約定する環境が素晴らしい!!
IT系企業のFX業者だからiPhone・Androidアプリが秀逸!!スマホからもサクサクトレードできます!!
→ GMOクリック証券の公式サイトへ 公式サイトはこちら


全通貨ペア業界最安水準のスプレッドの提供で、一昔前とは打って変わってハイスペック業者へと大変身した外為どっとコム。約定スピードも最速0.009秒で注文して即約定!スピードレスポンスな取引環境が手に入れるなら外為どっとコムは外せないFX口座です。
→ 外為どっとコムの公式サイトへ 公式サイトはこちら
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 11
    follow us in feedly

  関連記事

FXの重要用語解説 「CPI」

出典:MarketWatch
CPI
CPIは”Consumer Price Index”の略称で、日本語では「消費者物価指数」と訳されます。一般消費者世帯が購入する「商品」と「サービス」の総合的な価格の動きを指数化し …

FXの重要用語解説 「雇用統計」

雇用統計
雇用統計は、その国の労働省が公表する雇用情勢関連の統計データです。労働者数や失業率などの数値は、その国の景気の先行きを見極める際の判断材料になります。
世界中の国々が定期的に雇用統計を発表していますが、中でも …

コラム
2009年1月 各国政策金利表

2008年は世界経済にとって波乱の1年となりました。去年1年間で各国政策金利も大幅に変わりましたので表にまとめてみました。ご参考までにどうぞ。

日本

米国

欧州

英国

カナダ

豪州

NZ

コラム
すべらないFX業者の魅力を比較・徹底検証!

最近ではうれしいことにFX会社の低スプレッド化が進んで、一部の業者などではドル円のスプレッドが0銭~という驚異的な水準での取引を提供していますね。
しかし、スプレッドが低くても薄商い時や相場が大きく変動するときなどスリッ …

人民元ショックは何故起こったのか?原因と今後の展開を考察

ここまでの人民元ショックの経緯
事の発端は、中国人民銀行が8月11日に発表した人民元切り下げ政策でした。前日から約1.8%切り下げられ、1ドル=6.2298元に。しかも人民元の切り下げは12日以降も実施され、11~13 …

描画ツールの基本的な使い方

テクニカル分析と言えば移動平均線やMACD等のインディケーターを使用して行うのが一般的ですが、描画ツールの「トレンドライン」を活用する方法もあります。最近では多くのFXトレードツールに描画機能が実装されており、チャート上 …

マイナンバーを活用して行政機関の手続きを簡略化する「情報連携」の本格運用が今日からスタート!さっそくマイナポータルを実際に使ってみた!

本日2017年11月13日より、マイナンバーの「情報連携」が本格的にスタートしました。専用のネットワークシステムを用いることで、異なる行政機関の間でも個人情報のやり取りを行うことが可能に。その結果、公営住宅の入居申請、保 …

コラム
1000通貨単位で取引できる!おすすめFX会社

FX取引は1万通貨の取引が基本的ですよね。でも初めてFXを取引する場合や、まだ良くFXが分からないという人はまず少額からFXを初めて見てはいかが?FX中級者以上の人でも、リスクを抑えた取引、練習用として、などなど使い方は …

英国のEU離脱は世界経済にどのような影響を与えるのか!?今後の為替相場の展望と戦略を探る!

出典:BBC News
2016年6月23日に英国で実施された国民投票にて、遂に英国のEU脱退が決定しました。結果は、離脱派が1741万742票で51.9%、残留派が1614万1241票で48.1%。わずか3%程度の僅 …

フランス大統領選の決選投票まであと2日!結果次第では来週の為替相場が大荒れの可能性も……

出典:Azvision.az
第1回投票を振り返って
今週の4月23日に実施されたフランス大統領選の第一回投票では、無所属のマクロン氏と国民戦線のルペン氏が上位2名に選出されました。全11名の候補者のうち注目度の高かっ …