2015/09/18

FX初心者必見!テクニカル指標の基本的な使い方まとめ その2

前回はMetaTrader4に実装されているテクニカル指標の中から、「トレンド系」のインディケーターの使い方をまとめました。今回は、「オシレーター系」のテクニカル指標の見方についてご紹介いたします。

オシレーター系とは?

テクニカル指標にはいくつかの系統が存在します。その一つが「オシレーター系」です。
オシレーターとは日本語で「振り子」のこと。レートの変動幅を分析することで、相場の過熱感をチェックします。買われ過ぎ・売られ過ぎた直後にはリバウンドの値下がり・値上がりが発生するため、逆張りの投資に重宝します。

オシレーター系のテクニカル指標は20種類以上ありますが、ここでは使用される頻度の高い5種類を取り扱います。

MACD(Moving Average Convergence and Divergence)

MACD2本の指数移動平均線から算出した「MACD」と移動平均線の「シグナル」を組み合わせて売買のタイミングを調べる指標。MACDがプラス圏の時は上昇トレンド、マイナス圏の時は下落トレンド、0付近では保ち合いの状態にあります。
日本語に直すと「移動平均収束拡散指標」という意味ですが、一般的に「マックディー」と呼ばれています。

新規買いシグナル

MACDがシグナルを下から上抜く時。(逆のパターンになったら決済。)

新規売りシグナル

MACDがシグナルを上から下抜く時。(逆のパターンになったら決済。)

RSI(Relative Strength Index)

RSI一定期間における値動きの変化を数値で表した指標。日本語では「相対力指数」と呼ばれます。買われ過ぎるとRSIが高騰し、売られ過ぎると暴落します。リバウンドを狙いやすいレンジ相場では効果的なインディケーターですが、トレンド相場ではうまく機能しない場合があります。

新規買いシグナル

RSIが20~30%以下の状態から上昇し始めた時。(RSIが60%以上になったら決済。勢いが弱い時は50%付近で決済した方が無難。)

新規売りシグナル

RSIが70~80%以上の状態から下落し始めた時。(RSIが40%以下になったら決済。勢いが弱い時は50%付近で決済した方が無難。)

ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)

ストキャスティクス期間中の値幅から算出した「%K」と「%D」という二本のラインを組み合わせて売買のタイミングを調べる指標。RSI同様、相場の買われ過ぎ・売られ過ぎをグラフでチェックすることが出来ます。

新規買いシグナル

20~30%以下のエリアで%Kが%Dを上抜いていく時。(逆のパターンになったら決済。)

新規売りシグナル

70~80%以上のエリアで%Kが%Dを下抜いていく時。(逆のパターンになったら決済。)

モメンタム(Momentum)

モメンタム現在価格と過去の価格を使って相場の勢いを計算する指標。頻繁に真偽の入り混じった取引シグナルが発生するため、すべてのサインに飛びつかないように注意する必要があります。

新規買いシグナル

モメンタムが0ライン(MetaTrader4の場合は100ライン)を上抜いた時。あるいは0ラインから大きく乖離した地点でモメンタムが上昇し始めた時。(逆のパターンになったら決済。)

新規売りシグナル

モメンタムが0ライン(MetaTrader4の場合は100ライン)を下抜いた時。あるいは0ラインから大きく乖離した地点でモメンタムが下落し始めた時。(逆のパターンになったら決済。)

ATR(Average True Range)

ATRレートの変動率(ボラティリティ)から相場の過熱感を調べる指標。膠着状態のときは低水準にあり、トレンドが出現すると上昇します。(値上がり・値下がりの方向性は関係ありません。)
ATRは値動きの勢いの強さを判断するインディケーターなので、単独で売買シグナルを見極める用途には向いていません。他のテクニカル指標と上手く組み合わせて活用しましょう。

テクニカル分析は相場の状況を分析する手法であり、必ずしも将来の値動きが予想通りになるとは限りません。あくまで投資戦略構築時の一手段としてご活用ください。

テクニカル指標の基本的な使い方まとめ その1

ローソク足チャートの基本的な見方まとめ その1
ローソク足チャートの基本的な見方まとめ その2
描画ツールの基本的な使い方

          

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