株式型クラウドファンディングの比較とその仕組みや特徴を教えます

クラウドファンディング12

株式型クラウドファンディングとは

株式型クラウドファンディングは、金銭的リターンを伴う投資型(金融型)クラウドファンディングサービスの中でも、ベンチャー企業等の非上場株式に投資するタイプのクラウドファンディングです。団体の発行する株式を取得して経済的に支援してもらう株式会社のスタイルは、まさにクラウドファンディングのコンセプトそのもの。出資者は団体の営業実績に応じた配当を得ることが出来ます。

これまで日本では未公開株式の取引が厳しく制限されていたため、株式型クラウドファンディングはあまり一般的ではありませんでした。しかし2014年頃に施行された改正金融商品取引法により、発行総額1億円未満・一人当たりの投資額50万円以下であれば勧誘を許可するという緩和策が実現し、にわかに投資家の関心が高まっています。

株式型クラウドファンディングの用途

株式型クラウドファンディングは、事業目的の資金調達に利用されます。東京証券取引所などの株式市場に上場するためには所定の審査要件を満たさなければならず、中小企業にとって非常にハードルの高い作業であることは否めません。そんな時に株式型クラウドファンディングを活用すれば、容易に数百万~1億円程度の資金を容易に調達することが出来ます。

株式を保有している出資者には、会社の業績に応じた配当が付与されます。個々のプロジェクトの成否如何によらず、長期的な投資を実現することが可能です。

株式型クラウドファンディングのメリットとリスク

特定の事業への一時的な出資と違い、株式はれっきとした会社の資本となります。容易に自己資本の充実を実現できるのは、株式会社ならではのメリットです。

しかし、株主には会社の経営に関与できる特権があります。正体不明の不特定多数の人間が株主になることで、事業展開に支障を及ぼす恐れがあることも否めません。

出資者にとって、非上場株式に少額投資できることは大きなメリットです。一つ一つの株式会社を吟味し、その将来性に賭けてみるのは投資の最大の楽しさです。もしも出資した会社が東証などに上場するようなことになれば、保有株式の価値は急上昇。金銭的メリットも計り知れません。

ただし、非上場株式は流動性が低く、キャピタルゲインによる短期の利益を狙うには不向きです。株式を売却して資金を回収するのも容易ではありませんし、なにより出資した会社が業績不調で倒産してしまったら、全ての株式が単なる紙切れになるというリスクをはらんでいます。

株式型クラウドファンディングサイト

クラウドファンディングサイト名 FUNDINNO
(ファンディーノ)
GoAngel
(ご縁ジェル)
エメラダ・エクイティ
特徴 日本初の株式投資型クラウドファンディングサイト。
多彩な業界の未上場ベンチャー企業の案件を揃えており、登録ユーザー数は約1万4000人、累計18億円以上もの成約額を達成している。(2019年3月時点。)
グリーンシート制度を主導したディー・ブレイン証券の創業者・出縄良人氏が社長を務める株式投資型クラウドファンディングサイト。
2018年3月に終了したグリーンシート制度に代わるツールとして、非上場株式投資案件を取り扱っている。
すでにプロが出資しているスタートアップ企業を対象としている株式投資型クラウドファンディングサイト。
「エメラダ型新株予約権制度」を採用しており、IPOやM&Aが実現した場合にこの「権利」を行使することで株式を取得することができる。
運営会社名 株式会社日本クラウドキャピタル DANベンチャーキャピタル株式会社 エメラダ株式会社
サービス開始時期 2017/4 2017/9 2017/11
手数料 原則無料だが振込手数料は自己負担 募集取扱手数料あり(1株あたり数千円~数万円程度)
振込手数料も自己負担
原則無料だが振込手数料は自己負担